初めまして、埼玉にあるアーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。
クリニック設計をメインの一つとしている設計事務所です。
建設費は敷地面積とそれに取り付く道路の状況によって結構変わります。また診療科目によっても多少変わります。地元ですので県内含め多くの設計実績があり、クリニックに慣れている建設会社もご紹介できますのでスミカのメッセージやメール等でお問い合わせください。無償でご相談に応じさせていただきます。
クリニックの建設工事費はどこまでを設計するか、出来る限りでコストが大きく変わります。というのは医療業界を取り巻く様々な費用は驚くほど高価だからです。特に医療機器を取り巻く費用が最も顕著です。代表的なのはX線室の配線やドアをはじめとする防護(内装)工事費、電カルや画像処理の配線や無停電装置やプリンターなどの機器、それらを置く作業台、待合室のソファーやちょっとした物入れやゴミ置場に至るまで一般建設工事価格より遥かに高価です。ちょっと言葉は悪いですが、建設工事でできることも医療工事と言っただけで高くなります。まあ、理由の一つは一般的な設計者や工事会社は医療施設工事の経験が少ないからなので仕方ないことでもあります。医療機器業界は建設の専門知識も経験はないですし、建設業界は医療の専門知識も経験もないですので。これらだけでも数百万円違うと思います。
なので、弊社がそれをコントロールして減額しています。クリニックの医療機器そのもの以外は全て設計し、工事は弊社指定の建設業者に依頼することでコストを大きく圧縮しています。
主には、数社の医療機器メーカーがそれぞれ勝手に計画するので配線に無駄が多いのでそれらを取りまとめ合理化したり、内装や家具は受付カウンターと診察カウンターをはじめ、医療機器の設置台や薬品や書類などの保管庫は弊社で設計し造りますので安価です。
要は設計者が細かくコストマネジメントすることで大きくコストを下げられます。繰り返しですが、それら細部まで設計がきめ細かく設計しコントロールすることが肝要なのですが、それには設計者の医療業界への知見と経験が必須です。
実際には弊社オリジナルのクリニック用概算予算書というものを作っていて、設計に先立ち予算を正確に把握してから設計をはじめ、工事が完成するまでそれでコストマネジメントします。
公開はしていませんが、とてもわかりやすくできていると思いますので、お問い合わせいただければご説明します。
また、弊社で設計し開業されたクリニックが県内にもたくさんありますので、それらの先生の話を聞いたり見学することも可能です。
長文になり恐縮ですが、クリニック専用のHPもあり以下に記載しましたのでご覧ください。
ではお問い合わせお待ちしております。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
http://www.doctor-life.jp