まちゃ 様
はじめまして
フォレスト建築研究所の小椋(オグラ)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
築80年を超えた祖母の家を購入されて減築をご検討とのこと・・・
修繕して住みたいお気持ちが強いなら、“通路を取るための減築”が最優先するのか、ほかの案がないのかを今一度ご検討されても良いかと思います。
実際のところ、現状を見ないと、古い建物の構造(柱や梁の組み方)により、一概に容易に出来るか出来ないか判断が難しく思います。重要な基礎や土台の状況もしかりです。建物の状況により修繕費用も大きな差異が出ます。
現状への対処方法も、ベスト(best)より、よりベタ-(better)な、柔軟な姿勢で望む必要があります。 複案を持って今一度ご検討されてはいかがでしょうか。
お祖母様の時代からの思い出や時間が詰まっている家には、新しく建て替えした住宅では得られない、年月が積み重ねてきたかけがえのない、時間と記憶が折り重なった独特の魅力があります。ご自身のお住まいになった記憶とともに、このお気持ちを大切にされるかどうか・・・・
古い家の改修で初めに大切なことのひとつは、
計画段階で工事前の建物調査を十分を行ない、対処方法と費用を事前検討することが重要です。 かけられるご予算はどのくらいまで可能か・・・ を基本に。
現状建物の事前調査により、工事内容や工事費の目安、工期などの不確定要素を少なくしておくことで、工事費の追加変更が少なくなります。
古民家等の設計経験のある人に、良きアドバイザ-であり、良き設計者となってもらい、事前検討時から、工事の進捗に合わせ、施工店に適確な指示が出せるに方に相談してみるのが良いと思います。
当事務所では、住まう方のご要望をじっくりお聞きし、建物の設計とともに、住み始めてからの”生活をデザインする”こと、“家族の幸福な時間と空間をデザインすること”を基本に建物と住環境を一体的にザインすることを心がけています。
多摩地域の古民家や米軍ハウスなどの保存・再生活動しています。
築90年の「古民家再生」の事例紹介など、ホ-ムペ-ジをご覧いただければと思います。
なにかあれば、お気軽にご相談いただければと思います。
小椋 祥司(オグラ ショウシ)
フォレスト建築研究所
(工学院大学建築学部非常勤講師)
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