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オール電化の家のメリットとデメリット

家族が増え、新築を考えています。最近は知人宅に遊びに行っても、オール電化を見かけるようになり、気になっています。ただ電磁波のことなど悪い評判もあったり、一方で安全性には優れているなど長所も聞こえます。
このような素人の質問をここでしてもいいものか、と悩みましたが、たくさんの住宅を見ていらっしゃる建築家の皆さんのリアルな声をお聞きしたいと思いまして、ご相談させていただきました。
そのメリットやデメリット、予算感なども含めて教えてください。
もし、オール電化の住宅で暮らしていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、その感想もお聞きしたいです。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

4件

2009年 4月11日
はじめまして。

どのようなシステムにもメリットとデメリットがありますので、結論から言いますと、先の方と同じように、御自身が良いと思うものを採用されるのが一番いいと思います。
オール電化と言うと最先端で新しい、安全でCO2の発生もなく、地球温暖化にもやさしくエコだという風潮もありますが、必ずしもそうとは言えない部分もあります。
特に環境問題に関しては、そんなに単純ではありません。
最近では、屋外に設置されるエコキュートなどの機械による低周波騒音等の問題も発生していて、近隣トラブルの原因にもなっています。
特に狭い敷地では、機械類の設置場所には注意が必要です。
私自身は、従来のガスと電気を使うシステムと比較して、オール電化が特に優れているとは思いません。
ただし、都市ガスが完備されていない地域では、オール電化にするメリットはあると思います。
また、火を直接使いませんので、火災や大きな火傷の事故が少なくなるということはあります。
しかし、オール電化でも火災や火傷事故は発生しています。
逆に、直接火を使わなければならない料理はできなくなります。
直接火が使いたければボンベ式のガスコンロを使うという方法はありますが・・・。
電磁波による影響は、ある意味では一番深刻な問題かもしれません。
この問題については、現時点では、正確にはっきりと申し上げることができません。
全く影響がないとは言えないと思いますが、当面は使う方の考え方次第ではないでしょうか。
体質的に電磁波アレルギーの方もいらっしゃるようですが、気にしない方はまったく気にせずに使われていると思います。
ただし、IHクッキングヒーターはかなり電磁波が出ますので、個人的には、妊娠中の方のIHクッキングヒーターの使用はお勧めしたくありません。
コストに関してはなんとも申し上げられません。
ガスがなくなれば、ガスの基本使用料がなくなりますので、その分は安くなります。
ただし、電気料金も安いとはいえませんので、使い方によってはコスト高になることもあります。
ガス配管などの設備に関するコストもなくなりますが、逆にオール電化にするために必要な設備もありますので、イニシャルコストも高くなる可能性があります。
矢印
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ユーザーの返答

2009年04月14日

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ご回答、ありがとうございました!
電磁波が一番気になるところではあります。
オススメしたくない、という考えをお持ちになる方がいらっしゃるということは
少なからず影響はあるのでしょうね。

オール電化の魅力が描かれることが多いので
こっちのほうがよいのかしら・・・?とも思い始めていましたが
冷静に考えるきっかけをいただきました。

ありがとうございました。

2009年 4月12日
こんにちは。

○コスト感
オール電化など様々な設備機器に関しては、「全く同じ状態で、実際に使ったて得たデータの比較」は現実的に収集不可能です。「似た状態での比較」になることを前提にして読んでください。

エコキュート+オール電化で、1ヶ月の光熱費は8,000円〜10,000円程度、安くなるようです。
設置費用は、従来の給湯設備に比べると+50万〜80万程度増。
光熱費が月1万円弱安くなったとして、年10万円安とすると、最短5年、概ね7・8年で、エコキュート費用がペイする勘定になります。

数件の家で光熱費のデータを収集しています。設計実績と、オクサマ同士の井戸端会議情報を混ぜて検討しているので、結構リアルな数字ではないかと。


○環境・エネルギー
環境問題に関しては、突き詰めて考えてしまうと「家を建築するだけも環境破壊」になってしまいますので、やはり「できるところから」「自分が良いと思うところから」取組んでいくことが宜しいかと思います。(私自身の建築に携わるものとして、ジレンマみたいな部分もあります。。。)

ただ、昨年の原油高騰をみますと「太陽光などの自然からつくれる身近なエネルギー」として「電力」中心のエネルギー供給を考えるのもありかと。
実際、先日竣工したエコキュート導入の住宅は、お施主さんとディスカッションしてそんな結論が出、設置に至りました。太陽光発電などは設置しませんでしたが、将来的にそのお住まいには導入されると思います。技術畑のお施主さんで、環境問題は日々仕事で取組んでいる方です。

○電磁波
電磁波については、相反する情報が氾濫しているので、正直何ともいえません。どの情報が「正しい」のか判断しかねます。当然「健康へのリスク」にはなりますが、数値として図りかねます。

○IHコンロ
個人的には「IHクッキング・ヒーター」は「掃除がラク」なので賛成派です。
火を見て調理する、火を扱うことの難しさなど、子供の教育などのメンタル的な部分で、ガスは捨てがたいのですが、あの焦げのついたゴトクの掃除が無いのは、オクサマの家事負担軽減に効果「大」かと。その分、お子さんと接する時間が増えたりとか、ご自身の趣味に時間をまわしたりとか・・・・
また、当然「熱源」ですから事故・火事など無くなることはありません。ただ、直火よりは「思わぬ事故のリスク」が少ないかと思います。


文面を読んでお分かりかもしれませんが、どちらかというとオール電化肯定派です。
実は、原油高騰前までは(IH以外は)あまり良くは思っていませんでした。
良い部分を素直に肯定するようになったのは、先のお施主さんとのディスカッションがあったのと、ちょうどその頃に、集めてきたコスト・データの収支が「見合うもの」として計算ができてきたからです。
矢印
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ユーザーの返答

2009年04月14日

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イマイさま

大変、実感のこもったデータとコメントありがとうございます!
奥様井戸端会議情報は、真実味がありますね。

考え方の変遷も見せていただきまして
今後、家族で思考していくにあたり、参考になりました。

2009年 4月13日
To Aromaさん お問い合わせに オール電化の経験者としてお答えします。

■オール電化の利点は安全性があり、システムの簡素化がもたらす総合的経済性などです。
それには、使用方法や現場監理が約束されてこそメリットがあるのです。
建築設備の効果的システム工法の一つです。

深夜電力を使用すると、確かに光熱費は削減できます。
深夜は昼間の1/5程度の電気料で利用できます。

従って、電気床暖房は蓄熱型の床暖房や蓄熱電気ストーブを組み合わせたりすることが肝要です。深夜料金によって蓄熱し、昼間にゆっくり放熱するのです。健康で快適です。
また、同時に僅かな電力の24時間換気・外張り断熱・通気工法を組み合わせた設計が必要ですしょう。

ソーラーパネルは余裕が有れば採用し、今なければ将来取付できる工夫もあります。
しかし思い切って今、公的補助を利用するチャンスも有りメリットといえましょう。
ともかく生活すると地球に優しいエネルギーの利用は快適ですし、心の安らぎを得られましょう。
最近はパネルのエネルギー変換効率も上がり、これから暫くがお得な時代になりましょう。

また、最近ではエコキュートウもエコウィルも公的な補助が出されています。
ガスで炊いたお湯と比べて、エコキュートウのお湯はまろやかな感触があります。使用する人数に合わせた容量を計画すると快適に使え、一部空調機も利用できるタイプもあります。

最近のIHヒターは火力が高く、調理も慣れるといいものです。換気のガスに比べ省力化出来、室内を汚染しない利点が評価されています。

概して、概して、住宅のオール電化は消費総エネルギーを電気エネルギーから消費する単純にして解かり易い建築設備システムです。また、
自然エネルギー利用の概念は、人生に対する取り組みの姿勢を反映しています。

また災害時のエネルギーの復旧速度は電力会社とガス会社とでは明らかに違います。
電磁波の影響はPCの無線ルーターや携帯電話の普及の通り、家庭では問題ないレベルと云えると云われ、我々の設計で家を建てたオナーに喜ばれています。

■オール電化で家創りを考えると、これからの家創りが変わり、楽しくなります。


***** ■ 西野建築研究所 Zenplan 代表 西野 善介
http://www.zenplan.co.jp
矢印
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ユーザーの返答

2009年04月14日

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アーク様、ご回答ありがとうございました。
ご回答を読んで一番感じたことは、家づくりがワクワクしてきた、また
早く家をつくってみたくなった、ということです。

オール電化か否か、ひとつでもいろいろな意見があり
左右されるところもあったのですが、そのひとつひとつを悩んでいく
家づくりを楽しめそうな気がしてきました。

オール電化とひとことで言っても
さまざまな効用があるんですね。参考にさせていただこうと思います。

2009年 4月14日
aroma 様

皆さんが書いてある事に対しての補足程度です。

個人的にはガス使用、オール電化、どちらでも良いと考えています。
メリット、デメリットは使用環境により変わりますので一概には言えないと思っています。

メリットは多く書いてありましたので、デメリット面を書きます。

「イニシャルコスト」
建築コストは確実に高くなります。
ガス使用の場合ですが、かなり安く見積りに入ります。
コレは、ガスを使用してもらう事が大事で機器の値引きが大きいです。
床暖房等を入れると大きく変わってきます。
オール電化の場合は安くなって来ていますが、まだ少し高いように思われます。

「ランニングコスト」
ケースバイケースです。
共働きの夫婦だけの場合、昼間家にいない事が多いと考えられ、夜間使用が多くなり確実に電気料金は下がります。
昼間の電気使用が多いと以外と安くならない無いと感じる事もあるそうです。
確実に下がると思わない方が良いです。

「電磁波」
色々な事を聞きますが確実ではありません。
調べれば調べるほど不安になるだけですので気にしない方が良いです。
安全面を気にしすぎると電気もガスも使えなくなります。
電気もガスも基本的には危険な物です。

携帯電話をドコモにするかauにするかというレベルです。
ガス、電気、どちらも顧客の囲い込みを頑張っていますので、コストだけで言うと大きく変わらないと思います。ガスも電気も色々な商品で安さや安全性を強調しています。

特にこだわりがないのであれば、ニュートラルな位置に置いておいて、この土地で、この住宅で、この設備希望で、この家事の場合、○○の方が良いというふうに設計事務所と一緒に考えてもらうのが良いのではないでしょうか?

うちの事務所では、何も要望が無い場合はガス併用で進めます。
今までオール電化にしたした場合を書いておきます。
1)プロパン使用のため確実にオール電化の方がランニングコストが安い(地域によります)
2)床暖房を電力使用の物にしたから(メーカーもオール電化を推奨)
3)全館空調の希望のため電気使用料が大きい為(メーカーもオール電化を推奨)
4)IHのデザイン優先

となっています。
ちなみにガス希望の方は料理でガスコンロにこだわっている方が多いです。

林泰介
矢印
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