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家づくり相談

建築設計士に頼んでる状況で更にセカンドオピニオンの依頼は問題でしょうか?

アパート(テラハウス)新築の建築予定です。
地元の個人事務所の設計士さんに設計を依頼して、4社に相見積もりを依頼し、
話を詰めてる状況です。

金額面から見たら大変満足の見積もり書になっておりますが、

①金額が安い。(1位の業者5400万。2位5700万
②小さな建設業者
③県入札の際の県が定めた?評価が最低ランク。
④なんでそんなに安いのか設計士に聞いたところ最近県の入札で失格になった。
 失格理由は、金額が安すぎた。 だから仕事がない状況よりは
 安くても仕事を受けたいだと思うとのこと。

などの理由からちゃんと作ってくれるのかという不安はあります。
(金銭面の不安もありますが、こちらは出来高払いで対応予定です)
設計を依頼した設計士さんが現場の監査もしてあげるとのことですが
やはり不安です。(年齢的部分)

不安を取り除くのは、業者を変えるか、更に別の方にもセカンドオピニオンを
依頼して対応するかを考えておりますが、設計士さんがいる状況でさらに
お願いするのはいかがでしょうか?(建設中、完成時などの確認)







専門家の回答

3件

2017年 7月10日
設計者や施工者の過去の作品をみせてもらったら如何でしょうか?内容や仕上がりに納得できればよいと思います。セカンドオピニオンを立てるかどうかは自由です。

たとえば普通であれば経費を3割みるところを1割しかみないで、その分安くするという類いのことはあります。しかしトラブルになるリスクも増えます。

「安い」という言葉には注意が必要です。ポリシーとして安く提供するための企業努力をしているのか?若しくは、単に仕事が無くて安さを売りにしているのか?どちらか見抜く必要があります。

以前、倒産しかかった小さな工務店を知っています。大工はずっと未払い状態で、施主から入ったお金を前の支払いに補填して自転車操業しているので、大工は支払いを人質に取られているため工務店と関係が切れないので現場に来ざるを得ない状況になっていたのです。しかも少しづつは支払われていたので余計に縁が切れなかったのです。

そんな状況でまともな仕事ができるわけありません。

「安請け合いの銭失い」にならないようお気をつけください。
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ユーザーの返答

2017年07月11日

鹿児島姶良のプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。「安請け合いの銭失い」
この言葉を肝に銘じて考えてみます。

2017年 7月11日
まず、セカンドオピニオンが入ることについて設計者さんによって考えは変わるかもしれませんが、私自身も工務店に所属あるいは工務店と同グループの会社にいたときは入られたことがありました。ばたばたと忙しくしていましたから大歓迎でした。細かな部分まで設計者以外のプロの目線が入るので安心できました。ただ今回は設計と施工が会社的に完全に独立している場合、どの程度お若いのかがわかりませんが、見るべきポイントは同じで独立されているような設計士さんは技術的なことはすべてお分かりだとは思います。とてもお忙しいようだと難しいかもしれませんが設計監理料を上乗せしてより現場に頻繁にきていただくという方法もあるかと思います。どちらがいいかを設計士さんにご相談されてはいかがでしょうか。
重要なのは工務店の見極めだと思います。工務店の資金繰りが悪くなると利益を縮小して仕事をとり資金を回せるようにします。工務店の経営には波がありますので当然どこの工務店でもやっていることと思います。悪化がすすむと支払いが滞りまずはじめにサッシなどの納材店から取引を停止されます。基礎屋さん大工さん電気 水道屋さんはその会社の社長を信頼していれば仕事を続けてくれますが、メーカー絡みのサッシやキッチンなどの設備 構造材屋さんは即取引停止をされます。設計士さんにお願いして工務店から納材店を聞き付き合いが長いかどうかを調べるのも手かもしれません。テラスハウスでも完成保証が受けれるものあれば良いのですが・・・
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2017年 7月12日

鹿児島市にて設計監理専業で業務を執り行っています。

いろいろと、設計監理、施工(管理)についてご理解頂いているか疑問に思われましたので、アドバイスさせて頂きます。

まず、監理とは、多くは設計者と同様の場合が多いですが、設計図書の通り造られているか確認する業務です。そして、設計図通りでない場合は施工者に是正を求め、それに従わない場合は建築主に報告する義務がございます。
つまり、設計段階で提示されていない事(見積に含まれていない事)については、セカンドオピニオンの監理者としては別に追加提案は可能ですが監理業務には含まれません。

これとは別に、請負建設業登録のある施工会社が行なう業務が施工管理でございます。
施工会社は、利益をあげる事が第一の目標で、コスト・工程・安全・品質の4項目について管理致します。これらの管理を通じて職人さん達の段取り等を行ないます。

なので、設計施工一括物件以外は施工管理業務を我々建築家の監理者が行なう事はありませんし、施工管理者が監理業務を兼用することもあまり意味がございません。

さて、以上を踏まえても、業者を変えるのではなく、監理者を追加したいと思われるのなら、スポットでの監理業務を委託なさればいいと思われます。
(弊社でもスポットでも監理業務委託のみにも対応しています。
 高層ビジネスホテルへの飲食店テナントの際、ホテル側の監理者として
 監理者2人体制での実績もございます。
 但し、姶良の建築主によってはお断りさせて頂く場合もございます。)
若しくは、監理者を設計者と別とすることも可能です。

夢の実現を祈念致します。


弊社は、(公社)日本建築家協会に属していて、建築物の質の向上と建築文化の創造・発展に貢献することを目的として、全国の建築相談は無料にて対応させて頂いております。
何か有りましたら遠慮なくご相談下さいませ。

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
ArchiL*****e.jp tel.099-296-1156

=豊かな空間創造、幸福な時間=




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