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家づくり相談

軒の長さについて

三重県中部にて30坪程度の平屋を建設予定です。

軒の長さで夏の日射を遮り、冬の日射取得を効率よく行いたいです。
軒の長さはどれくらいがいいでしょうか?

12時の太陽高度と太陽方位
夏至ごろの太陽高度は70度、太陽方位は190度
冬至ごろの太陽高度は30度、太陽方位は185度です。

専門家の回答

8件

2020年 4月 5日
90㎝でよいと思います。デザイン的にも優雅さが出るでしょう。都会では大きな開口部には台風を考え防火シャッターをつけて外部遮光カーテンの代わりと破損防止とします。サッシを防火タイプにしない為編み入りガラス不要の為コストが下がります=シャッター付きの方が安くなります。夏季には半分占めて冬解放で調整してます。
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2020年04月08日

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ありがとうございます。

90センチですね。
防火シャッターを遮光に使うのは驚きでした。
参考になりました。

2020年 4月 5日
こんにちは。
冬の日射を取り入れて、夏の日射は出来る限り遮りたいということですね。
住宅を計画するうえで「とても重要なテーマ」だと思います。

主な大きな開口部がどの方向を向いているかによって、夏季の日射の遮蔽
に役立つ軒の出は変わってきます。また窓上から軒先までの高さによって
も夏の日差しが屋内に差し込む長さ等も変わってきます。

仮に主開口部が真南を向いていて、開口部の高さが2m位で開口部上から軒
先までの高さが40㎝くらいでしたら、一般的には90㎝の軒の出くらいが妥当
だと思います。
軒の出を深くしすぎると「冬の日差し」を遮ったり、台風による軒の被害が
出る可能性があります。

ただ太陽高度が一番高い時期(夏至)は6月20日前後ですので、お盆休みを
過ぎたころから、夏の午前中の日射はかなり入り込むようになります。

建築の専門家でも、軒の出が90㎝位でなるべく「夏の日射」を遮るように
「軒高」を調整したり「袖壁」を付けたりと苦労をします。
最後に、夏季の日射の遮蔽もとても重要ですが、風通しもとても重要です。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣(ワシズ)
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2020年04月08日

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ありがとうございます。

夏至は6月20日頃なんですね。
失礼いたしました。

軒の長さだけでなく、日射角度や開口部の高さも大切なんですね。

とても勉強になりました。

2020年 4月 5日
軒の出寸法も大事なのですが、軒の高さも大事です。京都の町家などにおいて軒の出が90㎝程度で十分機能しているのは、軒の高さが低いからです。そういった町並みに新しい住宅が建つと、同じような軒の出を確保しても、周りを無視した軒そのものが高い設計がほとんどですから、あまり機能しないことが多いです。また、町並みとしてもその建物だけ浮いたようになってしまいます。昔からその地域で採用されてきたモジュールを意識することも大切です。三重県中部ということは、松坂あたりでしょうか?その地域の持つルールも大事で、それを意識すれば地域に馴染んだ住みやすい家になると思います。
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2020年04月08日

sanpeiのプロフィール写真

ありがとうございます。
開口部の高さも大事ですね。
街並みに合わせたつくりというのは気づきませんでした。

松阪市近辺で建設予定です。
土地の周りの環境やルールも含めて設計を考えてもらいたいと思います。

2020年 4月 5日
こんにちは。
いなべ市に我が家を建築いたしました。
我が家は90cmに致しました。夏の陽射しを遮り、冬の陽射しを取り入れるにはちょうど良いかなと思います。(もう少し長くても良いかも。。。)

お時間がありましたら、見学においでくださいませ。
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2020年04月08日

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ありがとうございます。
基本は90センチみたいですね。
周辺環境も見ながら考えたいと思います。

ありがとうございました。

2020年 4月 5日
はじめまして。メラーキテクチャアーキテクツ建築研究所の吉松と申します。
ご質問内容を拝見しました。

軒の出や軒高さも関係しますが、それらは軒の仕上げ方によって多少の自由度ありますし、一般的な設計事務所なら適正に設計が可能でしょう。平屋を考えられているので、周辺環境の影響も考えないといけません。周辺高さを大方でも測定し、検証が必要です。
当社は大阪の設計事務所ですので、三重県は近郊として対応可能です。
どうぞよろしくお願い致します。
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2020年04月08日

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ありがとうございます。

確かに平屋なら周囲の建物などに大きく影響を受けますね。
勉強になります。

2020年 4月 6日
sanpei様

初めまして。
株式会社 片岡英和建築研究室の片岡と申します。

近隣状況にも依りますが、基本的には90cmあれば日射対策&雨露を凌げる機能を満たします。(西日対策は別ですが、、、。)

また、開口部の配置は東西軸と北・南とで各々適切な配置計画をしなければ、効率の良い外皮性能を得られませんので、建物全体の性能を見える化(外皮計算による数値化)しながら計画を進めるのも良いのではないでしょうか。

当社は低炭素住宅にも対応可能です。片岡英和建築研究室のHPをご覧の上、私たちの設計する建物に興味をもっていただければ幸いです。

片岡英和建築研究室の公式HP → https://kataoka-arch.com/

気になることなど御座いましたら、お気軽にご相談下さいませ。
宜しくお願いいたします。(福岡から東京まで、設計監理の実績御座います。)

株式会社 片岡英和建築研究室 片岡英和
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2020年04月08日

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ありがとうございます。

外皮計算による数値化は工務店に依頼予定です。感覚だけで設計してもいい住宅はできませんよね。みなさんにいただいた情報を工務店に伝えていい家を作りたいと思います。

2020年 4月 6日
こんにちは
ご存知の通り夏至は6月20日頃で、夏本番はもう少し後になります
当然、夏至よりも太陽高度は低くなりますので、8月頃を基準に建物の方位、軒の高さなどから計算して求めるのが良いと思いますよ

北濱 剛久 Takahisa Kitahama
n.Design一級建築士事務所 https://www.n-design1.com/
〒510-0226 三重県鈴鹿市岸岡町1373-1
TEL:059-340-7055
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2020年04月08日

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ありがとうございます。

言われた通り8月頃を基準に設計を依頼したいと思います。
参考になりました。

2020年 4月 6日
(株)建築デザイン研究所の山下です。
軒の長さで夏の日射を遮り、冬の日射取得を効率よく行う場合、軒の長さは900mm~1200mm程度確保されると良いように思います。
敷地に対する、建物の配置角度、軒の高さや、敷地外側の環境に対応させながら検討するといいと思います。またプランや窓の取り方による、室内の明るさを予測することも重要です。そして三重県は台風の影響を直接受けるので、木造で工事する場合は、風の吹き上がりを十分検討し、軒ひさしの固定方法や、雨水侵入対策を検討する必要があります。敷地確認や具体的な計画のお手伝いもいたします。よろしければご連絡ください。
(株)建築デザイン研究所
〒514-0007 三重県津市大谷町254エンデバービル4階
URL:http://www.adsads.co.jp
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2020年04月08日

sanpeiのプロフィール写真

ありがとうございます。
900〜1200mmが基本なんですね。

三重は確かに台風が多いです。災害も考えて設計をしてもらいたいと思います。

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