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回答 

17件

耐震性について

これから新築を計画中で、建築家さんを物色している段階です。
本などを読んで猛勉強中ですが、やはりデザインにも拘りたいけど、それよりも大前提として性能面にも拘りたいと考えています。

建築家さんのHPなどを拝見しても、実績やコンセプト的なものばかりで、
耐震性・耐久性や断熱性についてどのように取り組んでいるのか分かりません。

正直、ハウスメーカー等は宣伝がうまいので、性能面ではやはり歩があるように思えてしまいます。

コスト面から木造で考えていますが、建築家さんの設計でも、高い耐震性の家は建てられるのでしょうか?

また、建築家さんのアピールとして、性能面が見えて来ない理由は以下のうちのどれでしょうか?

1 当たり前過ぎてわざわざ言わない
2 需要がないだけで要望があれば耐震等級3だっていける
 (具体的な方法があれば教えてください)
3 建築基準法をクリアできれば問題ないと思っている
4 工務店が考えることだと思っている
5 耐震性にこだわりたいなら建築家に頼むのはやめた方がいい
6 その他

大変失礼な偏見かもしれませんが、概ね上記のいずれかなのかなというのが私の印象です。
もちろん個人差はあると思いますが、色々な方のご意見をお聞かせ頂ければ幸いと存じます。


【追記】
我が家の場合、二世帯住宅を計画しています。
私としては感性の合う建築家さんにお願いしたいと考えていますが、義父は耐震性にはかなりうるさい人です。
下手するとやっぱりハウスメーカーにしよう!なんて言い兼ねないような感じです。

お互いが納得出来るバランス調整が難しい所です。。。

義父が高齢なのと、片道1時間半かかる場所に住んでいて気軽に引っ張りだす訳にもいかないので、
事前情報として義父を説得できる担保が欲しいのですが、建築家さん達がどのように考えているのかが見えて来なかったので質問させていただきました。

たくさんのご意見をいただき、大変勉強になります。
まだまだ俺はこうだ!というご意見お待ちしております。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

17件

2010年 5月 6日
当たり前すぎてわざわざ言わない。が理由ですね。
建築家の設計は構造設計者と共同設計するケースが多いです。
それが常識みたいな認識ですね。その分損しているのかもしれません。

そして、耐震等級はあまり営業に効果無いです。
耐震等級を気にされる方はそもそもハウスメーカー指向かなと思います。

建築家に依頼される方はデザインとその工事費を気にされるかな。

ところで、耐震等級を上げても実際の振動実験で倒壊破壊した事例もあります。
構造設計はただ等級だけで済む物ではないので十分ご検討下さい。
矢印
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ユーザーの返答

2010年05月06日

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寺澤さま

ご回答ありがとうございました。

なるほど、少し安心しました。

>耐震等級を上げても実際の振動実験で倒壊破壊した事例もあります。
宣伝を鵜呑みにはしないつもりでいたんですが、これはさすがに驚きました。

もしお時間があれば、通常よりも頑丈な家にしたいと要望した場合、
どのような方法で耐震性を強化するのか教えて頂けませんか?

2010年 5月 6日
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
建築家と性能面のご質問ですが、私の考える主な理由は以下の二つです。
1、一つの性能に特定していない。
2、簡単に説明出来る問題でなく、また、各建築家の重要なノウハウなので全てオープンにしない。
例えば耐震性ですが、自信で倒れない建物にする方法には2つあって、それは、耐震性と脆性です。前者は揺れないで耐えけど限界を超えるとあっけなく壊れる、後者は揺れるけどなかなか壊れない構造で壊れる際も徐々に壊れる。これらの説明には専門的説明が必要ですのでメーカーは触れません。また後者は技術的に高度であり、役所や大手メーカーはほとんど取り組んでいません。
ちなみに、私は、脆性のある構造体に、耐震性を附加する考え方をお薦めしています。
これは私のオリジナルな工法なので直接お問い合わせいただければお答え出来ます。他にも漆喰塗りなどのオリジナルもありますので同様です。
多少はHPにも紹介しておりますのでご覧下さい。
矢印
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ユーザーの返答

2010年05月06日

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市川さま

ご回答ありがとうございました。

建築家は建築家なりに蓄積したノウハウがあるということですね。

実際にお話すれば懸念は払拭してくれそうな事が分かり、安心しました。

>1、一つの性能に特定していない。
まさしくそうだと思います。
目に見える部分がそれぞれ素敵なので、逆に目に見えない部分は画一的で
性能はそこそこなのかと疑念を持ってしまいました。
情報があまりにも少ないので分からなかったのですが、もっと建築家を信じた方がいいようですね。
どうも勉強ばかりして頭でっかちになるのも考えものですね。

脆性という言葉は初めて目にしました。
なるほど理にかなった考え方だと思います。

また勉強しなくては。。。笑

2010年 5月 6日
デザインだけでなく機能性ももちろん重要なのは当たり前の話です。
一定の仕様を定めて売るのがHMのやり方です。
設計事務所がHMと同じことをしても差別化にはなりませんよね?営業力もかなわないわけですから。
設計事務所は物件ごとにオーダーメイドです。つまり物件ごとに仕様を決めます。もちろん基準となる仕様を設計者は持っていますが。この方法は非常に手間の掛かることです。手間の掛かることを敢えてやるのが設計事務所です。
耐震性に拘る方にはより堅牢に設計しますし、予算ぎりぎりデザイン優先で基準法クリアしていればよければそのような設計も可能です。(私はそのような設計はしませんが)
例えば長期優良住宅で耐震等級や耐風圧等級を上げることは設計業務そのものです。
建築家は単なる意匠デザイナーとお考えのあなたは決して設計事務所に依頼すべきではないでしょう。
矢印
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ユーザーの返答

2010年05月06日

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菅原さま

ご回答ありがとうございました。

他の方と同じく、倒れない家を作るのは当然で、要望があればさらに高性能なものも作れるというご回答ですね。

情報がすくないので、そのような心強い回答がいただけて嬉しく思います。

実は、計画は二世帯住宅で、義父が耐震性にうるさい人なので
私としては建築家さんにお願いしたいところですが、義父を納得させられるかどうか
かなり不安になっていました。

>耐震性に拘る方にはより堅牢に設計しますし、
よろしければ、具体的にどのような方法があるのかご教授願えませんでしょうか。

2010年 5月 6日
houseco7200さん

なるほど、設計事務所はクライアントの求める重要な耐震性、断熱性部分のアピールはあまりしていませんですね。

当事務所もしかりですが

設計事務所もそれぞれの考え方があると思いますが。

それぞれの事務所がhouseco7200さんの気にしている部分も十分に気にしていると思います。

当事務所は2004に木造3階建ての在来を計画しましたが、その時に、3階建てでしたので構造計算は、もちろん、しましたが、法をクリアしても、木造の仕口の欠損により、あまりにも脆弱な感があり、その後はもっぱらSE構法を採用するようにしています。
http://www.ncn-se.co.jp/wse/
現行法では、今のところ木造2階建ては構造計算の義務はありませんがSE構法採用により2階建ても平屋もすべて構造計算をします。


断熱に関しても色々な断熱方法の採用・検討した結果、木造に関してはセルロースファイバーの採用をしています。
http://www.applegate.co.jp/0insulation/

最近、音楽スタジオ付きの住宅を手がけましたがセルロース断熱が防音に関してもかなり貢献するということを身をもって確認できました。

このような疑問問いかけがないと業務の中で当然と思っていることに改めて気付かされました。

houseco7200さんありがとうございます。
矢印
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2010年05月06日

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志賀さま

ご回答ありがとうございました。

SE構法については以前から調べて知っていました。
コストは上がりますが、耐震性も然ることながら
大空間が可能なところがかなり魅力的だと思っています。

ただ、特殊な構法ゆえ、設計段階でノウハウは取得している必要があると思います。
誰でも初めての事は必ずあるのですが、全く初めての人と志賀さんのように
経験豊富な方とでは、性能面では構造計算が入るので差異はないかも知れませんが、
特性を活かしきれるのかどうかは結構差がでるのではないかと思います。

志賀さんの経験として、初めて導入した時と、現時点ではどのような違いが現れていますか?

このような観点から、未経験の建築家さんに勉強して導入してくださいとお願いするのはいかがなものかと思っています。

セルロースファイバーもかなり有力な候補と考えています。
こちらは内断熱の材料の違いだけですから、経験がなくても導入しやすいですよね。
外張り断熱も候補のひとつですが、SE構法と同様に経験値で差異が出るのではないかと思います。

施主側からしてみれば、一生に一度の買い物ですからやはり契約前にしっかりと納得して決めたいところですが、目に見えない部分だし、素人のレベルでは判断できない部分でもあるので、やはり宣伝に踊らされてしまいがちです。

性能ありきで考えると、結局ハウスメーカーへ行けという話になりそうですが、意中の建築家さんと話をしてみて安心させてくれるかどうか、ですよね。

2010年 5月 6日
はじめまして 山桜桃設計事務所 高澤と申します。

質問の回答になるか分かりませんが、耐震等については建物プ

ランを決めてからになると思います。

満足のいく建物(デザイン性・機能と性能)を決定し、その建

物に合った形で耐震構造or制振構造かを選ばれた方が宜しいと

思います。

事業主の立場に立って、色々な提案をしてくれる設計者に相談

されると良いと思います。

それでは失礼いたします。

矢印
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2010年05月07日

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高澤さま

ご回答ありがとうございました。

>満足のいく建物(デザイン性・機能と性能)を決定し、その建物に合った形で耐震構造or制振構造かを選ばれた方が宜しいと思います。

正直、そこが不安な部分でして、意匠優先で弱い建物になっても困りますし、逆に強くするためにコストが劇的に上がってしまっても本末転倒だと思います。

じゃあいっその事、真四角な家にしろと言われてもつまらないので、バランス感覚が重要ですよね。

2010年 5月 6日
houseco7200さま

例えば木造住宅の場合、4号特例建物(階数2以下、延床面積200㎡以下)のものは、いわゆる構造計算は不要です。その代り仕様規定をクリアーすれば良いことになります。仕様規定とは、壁量、N値法、床倍率など等級に応じ定められた基準をクリアーすれば自動的に耐震等級に見合う設計となります。通常はこれで十分ですしHMもこれ以上のことはやらないでしょう。しかし、経験上、上記4号特例に当てはまるものであっても、間取りが複雑(ロングスパン、スキップ、偏芯)である場合は仕様規定のみでは解析が十分とは言い切れないと思っています。そのためより高度な手法である許容応力度による構造解析をすると仕様規定のみの場合と多少違った結果となる場合があります。より精密に安全側への検討が出来る訳です。基準法ではそこまで必要としていませんがこのようなことも設計事務所では可能です。HMが複雑な間取りをしない理由ともいえます。木造で最もバランス良く耐震性を上げるにはシンプルで整形な間取り、コーナーには壁を設けることが一番だと考えます。
また、別の例として、過去に設計したS造住宅の収まり写真を添付します。接合部分が理想的な形状であることがおわかり頂けますのでしょうか。通常、スカラップといって溶接の施工性を上げるため扇上の切り欠きを設けますが、ここではノンスカラップ工法としてより手間の掛かるディテールとしています。また、筋交いの作用線が柱梁軸状にきっちりのっています。これは設計側のディテールへの拘りが生んだ賜物です。同じS造でも手間の掛け方の違いで大きく変わってきます。
以上、宜しくお願い致します。
矢印
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2010年05月07日

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菅原さま

ご回答ありがとうございました。

他の方の回答からも分かりましたが、一級建築士であれば基準をクリアするのは当たり前として、要望に合わせてさらに性能を高める事も何ら特別な事ではなく、普通に出来る事なんですね。

素人なので何をどうすれば強いのかは見聞きしても正直な所よく分かりません。
良いと言われればそうなのか、と思ってしまいます。。。

でも結局はそこが重要な事だとも思います。
しっかり考えてくれているのかどうか、安心できるように努力してくれるのかどうか。

出来れば事前情報としてHPなどに載っていると分かりやすいのですが、なかなかそこまでは手が回らない方がほとんどのようですね。

でもかなり不安は払拭できました。
ありがとうございます。

2010年 5月 7日
houseco7200様

はじめまして。

建築家のHPは確かにデザイン・コンセプト面の紹介がメインとなっているものが多いですね。(私自身のHPを見返してもやはり同様です。)

基本的にこれまでに回答された方々とは同意見です。
経験・見識の違いがあるとは思いますが、純粋に建築に取り組んでいる建築家であればどんな性能についても対応できるはずです。耐震性・耐久性・断熱性などの性能面について、「ハウスメーカーの商品(建物)には性能的にかないません」と思っている建築家はいないと思います。

「○○という製品を使っています」
「△△工法です」
「断熱性能は・・」
というような(ハウスメーカー的?)文句は結局のところ「この製品を使っている」という説明をしているだけです。
本当に大事なことは別にあります。
ご要望や敷地条件、建物の形状によって何が有効かは変ってきますし、細かな納りに気を配らないと充分な性能がでなかったりもします。そもそもそれぞれの工法・製品にはメリット・デメリットが必ずありますし、コストのバランスもあります。
良いのか悪いのかわかりませんが、建築家がそういった宣伝文句を避けるのにはそういった理由もあると思います。
ハウツー本やハウツーHPなど情報を見過ぎてしまうと、どうしても宣伝的な性能にとらわれがちになってしまうのにも注意が必要です。



[耐震性の件]
建築基準法も耐震等級も1つの基準にすぎません。
指定があればそれに合わせて設計することは簡単だと思います。
以前担当した建物(マンション)で、完成した後にローンのために耐震等級の認定を受けておきたいというケースがあり、調べて見たら等級3が取れるレベルだったというケースもありました。

「どうやって堅牢にするのか」という具体的な方法を計画前の段階で話をするのには無理があります。「○○工法だから強い」というのもやっぱりおかしな話なのです。
ほとんどの建築家は構造設計士に依頼をして構造計算・解析をしてもらっています。(設計士によっては、先にコメントがあったような「4号特例建物」について、簡単な計算で済ます方(ほとんどのハウスメーカーがそうですが・・)もおりますので、しっかりとした設計を依頼する際には注意が必要です。)
構造設計士といっても、建築家の描いた平面・断面を法規に照らし合わせてただ単に計算する人から、それ以上の判断力を持って解析する人。デザインの妥当性を問う人まで様々です。
建築家に依頼する際はどういった構造家と組んで仕事をしているのか、建築家がどれだけ構造を理解しているのかという点が重要かと思います。
(でもそれを判断するのは難しいですね・・・。)


わかりやすく回答できるように心がけましたが、やっぱり難しいです。
まずはこれはと思う方と、会ってみていろいろと意見を聞いてみるのがいいかと思います。実際に建物を見学すると、言葉で伝わらないことがいろいろとわかるかもしれません。
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2010年05月08日

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小長谷さま

ご回答ありがとうございました。

非常に分かりやすい文章で、大変勉強になります。

>「ハウスメーカーの商品(建物)には性能的にかないません」と思っている建築家はいないと思います。

心強いお言葉ありがとうございます。
たくさんのご回答をいただきましたが、建築家さんたちのお考えと、技術力の高さをもっと信用しようと思います。

>(でもそれを判断するのは難しいですね・・・。)

ここが大きな障害なんですよね。。。

詰まる所、こちらでご回答いただいた方々のように、私達素人の不安を払拭してくれる建築家さんに出会うことが重要ですね。

2010年 5月 7日
>どのような方法で耐震性を強化するのか教えて頂けませんか?

単純に耐震性を上げるとどこかで落とし穴が出ます。
それにたいしてどう対処するかはそのときの設計によって変わります。
答えは一つではありません。
ま、簡単な答えなら免震構造にするのが容易いと答えます。
それが最良かどうかは別ですが答えとしては悔いが残りません。

私の構想では100~300年持たせる伝統の家づくりがありますが、
この場合100年後に免震構造が機能する保証がないので、
伝統構法の技術を活かして構造設計をしています。ま、例外的ですが。

具体的なノウハウはそれぞれの事務所でやり方があります。
私は幾つかHP・BLOGで情報を出していますが、専門的で難しいと思います。
奥歯に物が挟まったような、手短ですが参考になりますでしょうか。
お父様を説得させるだけなら耐震等級3で設計しますとしていても大丈夫ですが。
結局は、依頼者の要望に合わせてどうにでも設計できますから。
矢印
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2010年05月08日

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寺澤さま

再度のご回答ありがとうございます。

色々と調べて、浅い知識としてはいくつも方法がある事が分かったのですが、
例えば基礎のダブル配筋にしても、ダンパーブレースにしても、
実際の有効性や費用対効果はハッキリ言って素人には分かりません。
良いという意見を伺えばそうなんだろうと思ってしまうし、逆もまた然りです。

いくらか上積みして心の安寧を購入すると思えばいいとも考えます。

それぞれの組み合わせや、必要・不必要の判断は人それぞれだと思いますし、
予算と安心感のバランスもあるのでよく相談して決めたいと思います。

色々なご意見をいただき、建築家さんの設計能力の高さを理解できました。
やはり本物の建築家さんのご意見をいただくと説得力ありますね。

2010年 5月 7日
はじめまして、内呂建築設計事務所 内呂です。

質問がストレートでとても面白い方だと思い、書かせていただいています。

耐震については、施主の要望によってという回答が多いと思いますが、例えばですが、
今流行りの長期優良住宅にするといえば、耐震等級3となりますし、単純に長期優良にしなくてよいが、等級だけは、3等級にしてほしいと希望するだとか、2等級までで十分と思うかで、設計者・お施主さんの判断は異なります。それは、個別の家ごとに異なるので、いつも等級3にしていますという設計者さん以外は、ハウスメーカーのように、等級についてだとか、技術についてだとかはホームページに書いていません。

自分の場合ですが、予算的になかなか選びませんが都内や狭小さい敷地にむく工法、SE工法だとか、他の金物工法を実際に採用したりしています。工法だけでも、家によって違う場合があるのです。

もちろん、その際、一軒一軒、設計者が構造上問題ないことを確認して建てていますので(自分はそうしていますが)、houseco7200さんが書かれたような 1~5の理由でもないと思います。


自分の場合、耐震については「あたりまえ」と思ってはいますが、ハウスメーカーのようにはっきり書くというので、ハウスメーカーの方が信頼できるというご意見は、自分ごとではありますが、参考になりました。有難うございます。
矢印
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2010年05月08日

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内呂さま

ご回答ありがとうございました。

やはり一軒一軒形も予算も要望も違うので書きようがないという事ですよね。
よく相談して、予算と安心感のバランスを取って、納得させてくれる建築家さんに出会えればいいなと思います。
内呂さんを始め、こちらでご回答くださった皆さんならそれが出来そうですね。

世間一般の素人としては、テレビや本やネットから得られる建築家・設計事務所の情報は、HMのそれに比べて圧倒的に少ないというのも現実だと思います。
その点で、建築家に依頼する事を躊躇し、HMの安心感に負けてしまう方も世の中にはたくさんいるのではないかと推察します。

それも何かもったいない事ですよね。

2010年 5月 9日
houseco7200 様

はじめまして、Hirano S-A Laboratoryの平野と申します。

今までの相談や、建築家さんのやりとりを見ていて、非常に悩んでおられるのと、慎重にお考えである事がわかりました。
今までに解答をされた建築家の方々の言っているとおり、お客様が望む性能を、デザインと共に出来る限りかなえるように努力し、お客様と共に夢や希望を共有して、同じ夢や目標の住宅を設計する事が、建築に関わる設計をする者の仕事である。と私は考えます。
ですから、ハウスメーカーのように、商品として、その建物のアピールポイントを宣伝しているような行為自体が、設計事務所の仕事の内容としては、特にアピールポイントになっていないと言う事だと思います。
しかし、我々もお客様に選んで頂きたいので、今回のご相談は、「はっと」させられ、勉強になりました。
構造に関しては、木造の場合は、大工の棟梁の父と一緒に住宅を設計し、施工も担当させて頂く事が多いので、本当に大切だと常々思います。今後の私の活動にも、今回の事を参考にさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。
矢印
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2010年05月09日

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平野さま

ご回答ありがとうございます。

やはり他の方々と同じで、私の欲しかった心強いお言葉をいただけて嬉しく思います。

建築家さんに頼む人たちは、そこまで地震の心配をされる方が少ないのですかね?
簡単に言うと、「どのようにでも設計出来る」という情報が建築家さんたちからも雑誌などからも得られなかったので不安になってしまいました。
(私の情報収集能力が低いのかも知れませんが)

建築家の仕事として、表に出てくるのはやはり意匠の部分がメインになっているので、性能面は疎かになっているのではないかと疑ってしまっていましたが、完全に払拭できましたし、もう建築家さんにお願いする意外あり得ないと思えるようになりました。

関係ないですが、平野さんのプロフィールアイコンのセンス、大好きです^^

2010年 5月 9日
耐震性について
はじめまして岡﨑善久建築設計事務所の岡﨑善久です。よろしくお願いします。
耐震性について考える前に、建築とはなにかを考えなければならないと思います。その中に建築的な空間を創りだす人が建築家でありその任務を遂行する行為が設計であります。設計は知識の総合であり、設計=技術には(1)意匠(2)構造(3)設備(4)施工があります。設計は想像力や論理体系が必要であり、その根底に哲学があります。
 ハウスメーカーにおいては技術的な要素についてのみアピールしています。すなわち、技術的な要素が「住まいの快適さ」であるようにコマーシャルしております。技術的な要素のみの建築は建築ではないと考えます。「すまい」は人間のための快適さが必要であり生活の場としての心地よい空間であります。たとえば、快適さを考えないで耐震性に重点をおいた建物は要塞であります。そこには快適さはほとんどないだろうと思います。但し、安全であると考えられます。「住まいとはなにか」「構造的安全とはなにか」を考えたとき答えがあります。快適な人間の生活の場が住まいであり、安全性を考えたとき地震や台風から人命を守ることで大切であると考えます。すなわち、建物を崩壊しないことが安全で安心する構造であると私は思います。個々の住まいについて安全に対する考え方は様々でありますが、阪神淡路大地震を調査して感じたことは建物における構造計画や壁量(耐震壁等)をバランスよく配置することが大切であり重要な要素のひとつであると考えております。建築基準法をクリアした構造はいい構造と言えるだろうか。最低限の構造的基準であります。最後に建築家はローマ時代の建築家ウィトルウィウスは建築を3つの条件によって定義しております。建築の3要素「用・強・美」であります。現代はこれに「環境・経済」が加わると思います。(1)用:機能(2)強:構造(3)美:美しさ(4)環境:エネルギー(5)経済:費用対効果であります。建物には建築家その人の哲学がある。
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2010年05月09日

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岡崎さま

ご回答ありがとうございました。

色々なご意見をいただいて思うのですが、建築家の方々は本当にそれぞれしっかりと施主の事を考えてくれているんですね。

「すまい」に対する真摯な考え方には共感を覚えます。
ともすれば強い家を建てる事が目的になりがちですが、生活は竣工して初めてスタートするものですね。
非常に考えさせられるものがありました。

建築家さんといのはどのような方々なのか、私はかなり疑心暗鬼に陥っていたようですが、質問したことで色々な事が見えて本当に嬉しく思います。

ますます家作りが楽しみになりました。

2010年 5月10日
>正直、そこが不安な部分でして、意匠優先で弱い建物になって>も困りますし、逆に強くするためにコストが劇的に上がってし>まっても本末転倒だと思います。

>じゃあいっその事、真四角な家にしろと言われてもつまらない>ので、バランス感覚が重要ですよね。

満足のいく建物(デザイン性・機能と性能)とお話をしたのは極端なデザインでなければ耐震性能を満足させる事が出来るからで、真四角の建物だけが耐震性に優れている訳では無いからです。
結局は設計と施工時の監理で耐震性は決まってしまいます。
地盤改良をして耐圧盤(基礎、地中梁)を少し厚めにする事で建物全体で地殻の変動(揺れ)に同調させる事。
全てをRC造にする場合であれば壁構造が良いと思います。
但し、空間を大空間を考えている場合には地上階をS(鉄骨)造にする事でクロスダンパーを設置し揺れを吸収する事も出来ます。
地上階を木造にする場合には、無垢材の柱を使用し数寄屋建築や寺社建築の工法を取り入れてはどうでしょうか?
家の中心に特に太い柱(8寸以上)を1本設けて屋根をを支えながら周りの構造とは切り離す事で揺れと同調させ建物を守る事が出来ます。
(昔の建築物、特に五重塔等はこの工法を用いていたと思います)

話を戻しますが、
満足のいく建物(デザイン性・機能と性能)を決定し、その建
物に合った形での構造は出来ます。

改めて、事業主の立場に立ち色々な提案をしてくれる建築家を
探される事だと思います。
それでは失礼いたします。
矢印
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2010年 5月11日
houseco7200さん

はじめまして、新宿で設計事務所を主宰している片瀬と申します。

建築とは、知識・経験・技術・センスの集大成です。その上で、予算
や法令等の制約の中で、如何に建主の希望に沿う家づくり・夢づくり
が出きるかが勝負だと思うのです。その勝負するポイント、差別化で
きるポイントが、デザインであったり、コンセプトだから、殆どの建
築家が、そこを強調しすぎているのでしょうね。

私も、ある建主に言われたことがあります。
「色々な経験をしているのであれば、もっと技術をアピールすべきで
はないでしょうか。」と・・・

大手設計事務所に在籍していた関係上、構造に関して言えば、免震や
制振構造の経験や、超高層の設計経験があるとか

劇場や音楽ホールの経験があるから、音響や遮音の技術は、日本最高
峰であるとか

物流冷蔵庫の設計経験があるから、断熱技術や経験が豊富にあるとか

技術に関して論じてしまうと、限度がなくなり、「それが家づくりと
関係するのかな・・・?」と一般の建主は、考えてしまうのではない
かと、不安を感じてしまうのでしょう。

ハウスメーカーの新作の差別化ポイントが、たまたま免震構造であれ
ば、当然、そこをアピールしますが、建築家が、構造で差別化できる
とすれば、構造特許でも取得していないと、なかなかホームページ上
では、PRできないと思います。経験豊富な建築家は、誰もが同じよ
うな技術も持っており、木造で耐震等級3の実績や免震構造やテンシ
ョン構造の実績があっても、差別化には、決してならないと考えてい
るからなのでしょうか。又は、PRが下手なのか・・・?

ご安心ください。ハウスコに登録している建築家の殆どの人が、ハウ
スメーカー以上の技術をもっていると思いますからね。

土地探しからの注文住宅を建築家と建てる
http://www.maxnet-g.co.jp





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2010年 5月14日
大阪で設計事務所をしています。

ご質問の問題に真正面から取り組んでいます。
依頼を受けた物件全てに住宅性能表示制度を導入し建築主の
要望された等級をクリアしています。
一度弊社のホームページをご覧頂ければと思います。
http://www.jin.ne.jp/oado/
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2010年 5月14日
「追記」houseco7200さん。
岡﨑善久建築設計事務所の岡﨑善久です。
前回で耐震性やハウスメーカー等についてのみ解答していたような気がしたのでちょっと心残りがありましたので追記させていただきます。
この敷地で家族における生活面の豊かさを実現していくためにお手伝いをさせていただくのが建築家の建築力であります。計画・ソフト面において快適な間取りが決まると自分の想いの技術・ハード面について話し合い性能面や耐久性や断熱性について最大公約数的な考えのなか費用対効果において実現させていくべきであると思います。
一生の時間の重みを考えると計画に時間をかけることが素晴らしい住まいの実現を目指すことができるだろうと思います。敷地における快適な空間に性能面を組み込みこんだバランスのよい心地よい住まいを「建築家と友に」実現をめざしていただきたいと思います。2010.1.31家づくり相談コーナーに建築家さんを選ぶ基準を参考にしてください。心地よい緊張感のする建築を創ってください。

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2010年 5月14日
現在の耐震等級のような耐震基準は、元々は戦後、細い木材しか調達できない時代にある程度の耐震性を確保するために開発された構法が元になっています。設計や施工レベルを問わずにある程度の耐震性がある木造住宅をつくらせるためのもので、メーカーや地域ビルダーに向いた基準です。
壁が1/120の角度まで傾いた時までの耐力しか評価しないため、壁や床を合板や金物でガチガチに固める仕様になってしまいます。
本来しなやかさを持つ木という材料におびただしい数の釘やビスを打ち付けて、からだ中を複雑骨折をした人のようにギブスで覆てしまうのは痛々しい限りです。

こんな木造住宅を建てるくらいなら、割高でもRCや鉄骨のほうが耐震性能がよく、デザインにも自由度がありお勧めできます。構造設計も入るので、設計事務所を生かすならなおさらです。
特に木造3階建ては耐震等級3相当の建物が実大試験で倒壊しているので、信頼できるものではありません。RCか混構造にすべきでしょう。

インスタントな在来構法ではなく、伝統的な軸組構法に学んだ本当の木組の家づくりに取り組んでいる人たちもいます。伝統工法というとデザインも和風で重々しい物が多いですが、たとえば『ワークショップ「木」組』グループ http://kigumi.jp などは、日本家屋の趣がありながらもモダンな住宅を設計しており、構造耐力に関しても国の構造基準づくりにも関わるど、長年研究と実験を重ねています
貫、漆喰、土壁などで構成した、耐力は低いが粘り強い耐震壁をバランスよく配置し、大工仕事による伝統的な仕口で柱や梁を組んだ木造家屋は1/15程度まで傾いてもまだ耐力を維持します。大地震で大きく傾いてもべしゃっとつぶれるてしまうことはなく、かつ、ビスや金物をぶっつけて材料を痛めてしまうことがないので、再建も容易です。
単に昔ながらの構法でやっていれば良いというわけではないので、伝統工法をうたいながらも耐震性が怪しい物もあると思います。
実証実験と構造計算により安全性を確認しながら”現代の”伝統構法を発展させているところを選ぶ必要があるでしょう。
矢印
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2010年 5月14日
米村と申します.私もコメントに参加します.

基本的に家づくりのスタンス,思想の差だと思います.

建築家は,建築主の利益を守る事が第一の使命であり,構造を安全に設計する事は説明するまでもなく必要条件と解釈しています.私の場合さらに専門の構造設計事務所に外注し構造設計をしてもらいます.

では,建築を商品として扱うメーカーはどうでしょうか?パターンがありパターンを踏み外すことはないです.悪く言えば融通は利きません.建築家は構造設計士と組む事によって,さらに専門的な技術力が加味され,家づくりにあらゆる可能性が得られます.

どう考えても,一生に一度の大事な食事を,安全だ(?!)という概念でファミレスで食事する事と,シェフが自由に発想するレストランに行った方が私は満足感もあるし,心がこもっていますし,唯一の食事を楽しめます.なので私はファミレスとの比較は出来ません.

また原価率50%のメーカーに頼む事が安全とは思えません.メーカーの設計士は融通は利きませんし,最後の最後は施工者側のスタンスを守ります.建築主を守るとは思えません.

優秀な設計士がメーカーには就職しません,優秀な大工さんはメーカーの施工を請負いません.

断熱等の仕様もしかり,決まった仕様の工法のみを「性能」とうたう事より,利害なく全ての工法を対等に評価できる立場で判断し採用した方がよいのではないでしょうか?

あえて,デザインの事は言いません.

建築家のつくる家とメーカーのつくる家は,思想が全く違うものである事,比較すら出来ないものですよと言いたかったので,,,,

調べすぎると,柔軟性と視野が狭くなるのが家づくりです,建築家を早く決めてその方と徹底討論をしながら(そこに時間をかけるべきです),そして最終的には専門家に託していくことをお勧めします.

米村和夫
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