みかじゅんさん
私の事務所でもちょうど同様な条件で苦労しました。
ようやく設計がまとまり近々工事が始まります。
とにかく斜面地に建築するということは、細心の注意が必要で、とても難しい場合が多いです。
さて、いくつか確認ですが、建物が建つ部分が全て同じように地盤が良好なのでしょうか。
全ての部分で地盤が良好であれば心配はいりません。
ただ、切り土(地山)と盛り土が混在しているのであれば要注意です。べた基礎にすべきですね。それでも地盤の弱いところは補強や改良が必要になります。
また、擁壁工事は建物本体ができてから外構工事としてすることになりますか?
擁壁工事に状況によっては、築造するために土地を大きく削ります。その影響により建物本体の地盤が弱くなることもあります。
先に擁壁工事をするならば、その後にスウェーデンサンディング試験を改めて行う必要もあるかもしれません。
建物と擁壁の距離が近い場合は後から擁壁工事をした場合でも建物下の地盤に影響が出る場合もあります。
なお、工事契約の際には地盤保証を付けてもらうことをお勧めします。
費用は3万円ほどからですが、地盤の調査報告とそれによる基礎、地盤補強が必要になります。この条件がセットにならないと加入できません。
リスクヘッジとして是非ご検討ください。
アトリエ24一級建築士事務所 飯沼
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