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盛り土に立っている古屋の耐震リノベーション

新潟県の地方都市に、先祖の頃から長く住んでいる者です。古い家を所有しており、それに関連したご助言をいただきたく思います。
現在、敷地250坪(間口18m×奥行45m程度)の長細い、概ね整形地の奥に、築50年、一階43坪、2階7坪、計50坪の古い木造住宅を所有しています。普段生活している家は別のところにあり、その古い家は、地域の子ども食堂や、お年寄りの憩いの場的な活動に使ってきました。しかし古い建物であり、また地域の方が出入りしている以上、地震などあったら心配で、建て替えか、リノベーションかということを検討しているのですが、その建物は、建物周囲1mほどの範囲に50cmの高さで盛土し、セメントブロックで囲んだところに立っています。浸水対策でそのようにしたようですが、近所の家は、盛土などしておらず、自分の家(先々代)だけのようです。敷地の大部分は平坦な駐車場、一部が盛土されていて建物が建っているという構造になります。
質問は、このような盛土がされている場所に、リノベーション、あるいはその盛土を残したまま建て替えたりした場合、地震にはやはり弱いのかということをお聞きしたいと思います。盛土に関しては、ブロックにひび割れなどができており、ここをリノベや建て替えというのは、多くの方が集まる場所として危ないと思っているのですが、利用者の中で高齢の方々は、建物に思い入れがあるようで、ここを再利用できないかという意見もあるのです。古い家のリノベでも、耐震構造にはできるということを聞きましたが、立っている場所が盛土という状況だと、建物がどれだけ耐震構造にできたとしても、難しいのではないかと思わされているのですが、素人判断ですので、専門家のご意見をお伺いしたいと思います。長文乱文失礼いたしました。
  • 盛り土に立っている古屋の耐震リノベーション

専門家の回答

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星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
建替えの場合は盛り土があったとしても地盤調査をして、基礎を設計するので地震に弱いなどの問題はありません。リノベーションの場合は基礎をいじることはできませんので、調査してみて、ご心配であれば何かしら対応を検討する必要が出てくるかもしれません。
矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

spagettyのプロフィール写真

IGArchitects一級建築士事務所様
早速のご回答をありがとうございました。盛土でも地震に弱い等の問題はないという言葉に励まされました。考えられるやり方を広い目で検討していきたいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
古い家を地域に開放されているとのこと、素晴らしいですね。
ご相談の地盤の件ですが、まずは家屋自体に傾きや不動沈下が生じていないか調査されると良いかと思います。時間が経てば地盤の問題は必ず上部構造に現れてきます。もし問題が発見されたらその範囲や程度によって古家をどうするか考えられても良いと思います。
調査の結果、上部構造に特に支障が生じていなければ、50年以上家屋が立っている土地は家屋の重みですでにかなり締まっていますので、盛土であってもあまり心配はないと思います。
ご心配であれば土間の一部をハツって載荷試験を行っても良いかもしれません。

良い方向に進むと良いですね!
ご参考になれば幸いです。
矢印
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矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

spagettyのプロフィール写真

吉村真基建築計画事務所様、ご返信をありがとうございました。
「上部構造に支障が出ていなければ、土地は締まっているはず」という視点は、新しい気づきが与えられました。建物を調査していきたいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
話が、取っ散らかって質問の内容が分かりにくいのですが、
建て替えるなら現行法にのっとった耐震の基準を満たせるように設計をします。
この場合、コンクリートのひび割れは関係ありません。気になるのであれば
補修すれば良いです。

リノベーションとは便利な言葉で現在では完全に独り歩きしていますが、
模様替えですら法律で制限されています。ある一定の規模以上のことを
しようとすると、現行の法律に適合させなければならない場合もあります。
耐震性能を心配していらっしゃることから「壁」などを触る必要が
出てきますよね。「耐力壁」と呼ばれる壁は「構造耐力上主要な部分」と
呼ばれ、やたらに入れたり無くしたり出来ません。

整理しますと新築の場合は地盤の調査の結果によって、地盤改良の
必要が有れば行う。
増改築の場合は希望と予算に合った工法を採るということになります。
付け加えますが、世の中に絶対は有りません。

URBAN GEAR 本多
矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

spagettyのプロフィール写真

URBAN GEAR様、ご返信ありがとうございました。
確かにこれからの具体的なイメージも曖昧な中でリノベーションと言っていたと思いました。
ブロック塀の亀裂についても、素人的な発想に囚われていました。ご指摘をありがとうございます。

星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
盛り土が即NGではないですよ。
50センチの盛り土ということから想像すると、建物の基礎に亀裂がなく、沈下もないのであれば心配ないと感じます。
とはいえ、このようなネット相談で解決出来る問題ではないので、お近くの専門家に相談して下さい。
地盤に問題なければ上物の耐震改修は可能です。

下のECサイトで耐震診断サービスもしていますのてお時間ある時にサイトをご覧下さい。

ECショップサイト
https://kanlabono.com/products/
事務所ホームページ
HP : https://kanlabono.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーー
一級建築士事務所 感共ラボの森
代表 森健一郎
横浜市中区海岸通4-22-302
ーーーーーーーーーーーーーーーー
矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

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一級建築士事務所 感共ラボの森様
ご返信をありがとうございました。盛土に対して心配しすぎていました。
地元の専門家を調べてみたいと思います。ありがとうございました。

星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
ご認識の通り、基本的には耐震改修設計の場合は、基礎は含まず上屋のみの耐震化を指します。
基礎をやりかえるのであれば、この度は2階建という低層ですし、地盤状況によっては上屋を持ち上げて基礎をやりかえるなど方法はございます。
新築でもリノベーションでも建物重量と積雪、風、地震に対して必要な力に耐えられるよう基礎設計をしますので、盛り土によって考え方が変わるということではありません。

新潟の設計事務所に以前所属しておりましたので、新潟には関心がございます。
ご不明点ございましたら、お気軽にご相談ください。
矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

spagettyのプロフィール写真

メラーキテクチャアーキテクツ建築研究所様、ご返信ありがとうございました。
「上屋を持ち上げて基礎をやりかえる」という方法があるということも新しい発見でした。
盛り土を過剰に気にしすぎていたようです。ありがとうございました。

星マーク
相談者が役に立った
2022年11月21日
お話しは明確にいたしましょう。基本的にひび割れはブロック立ち上げで建物の基礎とはちがうのではないですか?基礎及び外壁に亀裂なければ大丈夫です。
矢印
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ユーザーの返答

2022年11月21日

spagettyのプロフィール写真

ご返信ありがとうございます。情報を整理しきれずに詰め込みすぎてしまったようです。
基礎と外壁について、地元の専門家に調べていただこうと思います。

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