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家づくり相談

布基礎へのアラミド繊維基礎補強と建物の寿命

この度はどうぞよろしくお願い致します。
我が家の作りは、築40年の布基礎木造モルタルに、25年前増築(鉄筋コンクリートのベタ基礎、木造)です。5年前、防蟻工事の際、築40年の建物外周にアラミド繊維(パワーアラストというアラミド繊維が練りこまれているもの)の基礎補強を施しました。外周というのは設計上の外周ということで、基礎外側ということではありません。施工はもちろん職人さんが床下から基礎内側に施して下さっています。部屋の間仕切りの布基礎部分は補強しませんでした。
その後、ごく近隣で大きな解体が2件あって家がかなり揺れたことがあり、基礎補強をしなかった弱い部分に亀裂が入ってしまいました。今お世話になっている防蟻会社ではなく以前依頼していた会社が防蟻工事のために基礎に開けた穴の近くでした。穴を開けることを親が許可したようですが、後悔しています。やはり弱い所と強い所があると弱い所にしわ寄せが来るのだなあ、と実感致しました。
そこでこの度、丁度5年ごとの防蟻工事の時期ということもあり、亀裂の補強も含め布基礎全て(間仕切り部分にも)にアラミド繊維補強をしようと検討しています。
ところが、古い工法のためトイレ周りが布基礎で囲われています。トイレの壁の一片が家の外周に当たるのですが、トイレの床を剥がさないと施工ができません。ちなみにこのトイレは下水管も切り離し、便器も取り外し倉庫として利用しており水回りは動いていません。
トイレの布基礎は囲われているので強い、と聞いたことがあります。トイレの位置は建物外周の壁の真ん中あたりで、角ではありません。玄関入ってすぐの階段下でその上は吹き抜けです。また玄関の作り付けの下駄箱の下の基礎も補強がしづらい状態です。
防蟻工事の会社の方は玄関周りは開口部でもともと弱いからそれほど施工をお勧めしていない、とのこと。そこで、

1、この場合、トイレの床を剥がしてでも全ての基礎にアラミド繊維を施した方が良いでしょうか。
2、トイレを囲っている布基礎にも防蟻工事薬散布のための穴が空いていますが(前述の穴とは別)、通風口はありません。40年間シロアリ被害も床が腐ったこともありませんが、アラミド補強をしてしまうと穴が開けられなくなってしまいます。湿気対策としてはこのままで良いのでしょうか。
3、アラミド繊維の補強は土を少し掘って基礎の立ち上がりを土台まで施工してくれますが、土に埋まった逆T字部分はしなくても良いのでしょうか。
4、部屋の間仕切りの布基礎の補強は片側だけで良いのでしょうか、両側からする必要はあるのでしょうか。
5、こういった作りの家は寿命はどう判断するものでしょうか。増築部分の面積が大きいので、建て替えせずリフォームで行こうと思っているのですが。。。

ものすごく分かりにくい説明ですみません。地震が来て見ないと分からない、という話かもしれませんが、ご助言頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

専門家の回答

1件

2023年11月29日
実績を積んだ施工屋に聴いて失敗した事例とうとう聴いて参考にすべきです。単なる製品特性と失敗例は違います。
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ユーザーの返答

2023年11月29日

4e1dqlのプロフィール写真

早速お返事頂きありがとうございます。
我が家のことをおまかせしている工務店さんにもお話を聞きました。信頼できる会社です。無筋布基礎の補強はなかなかにケースバイケースのようで、はっきりしたお返事はありませんでした。家の基礎は土に接している面が需要とのことで、後付けの補強が果たして有効かどうかともお話しされていました。つまり本当に補強したければ建て直すしかないのですよね。。。近日防蟻業者さんとも打ち合わせしますので、事例をお聞きして、よく考えたいと思います。
分かりにくい文章の質問にお返事頂きありがとうございました。今後も勉強していこうと思います。

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