人間万事塞翁が馬、これからの生活も大変でしょうけれど、
粛々と目の前の課題をこなして行くしかないでしょうね。
頑張ってください!!
さて、ご質問の新築の件ですが、これは、もう最初にも
書きましたが、万事塞翁が馬です。
新築で家を持てば固定資産税も掛かるので、生活には大変に
負担が掛かるでしょう。アパートなら一生自分のものには
ならなくても税金も掛からなければ、維持費も最小限で済みます。
しかし、借金を抱えても、いずれ嫁いだ御嬢様方が孫を連れて
返ってくる、まぁ言ってみれば「故郷」のような実家も持てる
ということにもなります。
車庫も、当然「壁も柱も無い」訳ですから、それらで支えている
よりは弱くなります。しかし、それを回避する設計方法も有ります。
当然コストアップになります。土地取得費用と合わせて1800万円は
倉敷でも大変な低予算です。
少々難しいと感じます。
一昨年、出雲市で古民家ほどの古いものでは無い中古住宅の
リフォームの計画をやりましたが、土地が安いことに驚きました。
それと共に中古物件が豊富にあることにも驚きました。
物凄い低価格ですね。もっとも、やはり生活至便かと言えば、
中々そうとは言い切れないような地域でしたけれど。
中古は「持っていても仕方が無い」から売りに出るのです。
つまり「維持できない」か「住む必要が無い」かの概ね、
いずれかです。従って、中途半端な経済力で維持できないような
中古物件を購入すれば、自ずと一年中「お金」の苦労をしなければ
ならないことになります。
方や「住む必要が無い」物件の場合、価格が「高め」の傾向にあります。
まだまだ使えるからということでしょうね。
あまりお金を掛けなくても場所と間取りが気に入れば「売れる」って
ことなんでしょう。商品です。
つまりバイヤーからすれば、良品中古住宅は商品ですから、中古車と
同じようなものです。目に見えない「不具合」については保証対象外な
ことが多く、新車、新築のときのような状態では無いけれど、1回、
人の手に渡ったものだから、ちょっとは安くして贅沢を言わない人に
売って儲けようという考えです。極端な話。
儲けが入っている分、実際の価値ほど安くはなっていません。
これも流通のことを考えれば仕方が無いことです。
不動産の仲介の手数料も馬鹿になりませんしね。これも仕方が無いです。
ちなみに私は生まれた時から母子家庭の家で育ちましたが、母は
「家を普請」することを目標にしていて、とても前向きでした。
とうとう叶わないで久遠の人となってしまいましたが。
私は母子家庭だからと言って、決して家を持たないほうが良いなどとは
思いません。それより防犯についてのアイデアなど、もう少し
勉強された方が良いと思います。
話をまとめますと、1800万円の予算から頭金の500万円を引きますと
残金が1300万円です。1300万円を20年のローンで返済すると概ね
月に60000円くらいだと思います。もしも200万円増やして1500万円を
借り入れするのであれば月々の返済は1万円程度増えるだけです。
返済期間を25年にすれば月々の返済は60000円を切るでしょう。
もしも「私の限界」と仰る金額が試算を基にした根拠であるならば、
家を無理して購入するのはおススメしません。他に豊かに暮らす
術は、いくらでもあります。500万円をそれに投資した方が良いと思います。
暮らし方、生き方を変える機会かもしれません。
前向きに考えてのことであれば、いつでも直接ご相談下さい。
建築以外のことでも大丈夫です。お気軽にどうぞ!!
URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
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