はじめまして。
フォレスト建築研究所の小椋(オグラ)と申します。
よろしくお願いいたします。
kyotoatelier様は、「アトリエと別宅」をご計画とのこと。
”京都市内の斜傾地の高台の平屋”のコストということですが、
どのくらいの地盤の高低差があるか、道路付けはどうなのか、工事の重機や車両は敷地内に入れるのかなど情報不足で不明要素が多いので数値では出すのはなかなか難しいですね。
あえてコスト関連の要因を上げれば、通常の2階建て(30坪)に比べ
・平屋なので通常の2階建てより割高に
・基礎工事が高床という事で、杭打ち工事(ないしは高基礎)となるので割高に
・2棟なので同面積の1棟より割高に 等々
・・・・一般的にはコストアップ要素が多くなると思います。
しかしながら、これらを含め、最良の方策を考えるのが建築の設計かと思います。
加えて申し上げれば、
“外観は全く同じデザインのシンプルな長方形の箱がミニマルに並んでいる・・・”
というふうにイメ-ジを膨らませてお考えでしたら、
例えば、今回のご計画を、[本阿弥宗悦が、鷹峯につくった芸術村]と見立てたり、あるいは、村田珠光から利休に連なる[市中の隱・市中の山居]なる、「現代の草庵茶室」のような“新しいコンセプトを持った[現代の市中の隱・市中の山居]として、現代の京都に、”時空を超えた創作の場“をつくる・・・とすると、楽しくもあり、意味のある貴重な機会になるかと思います。
建物を取り巻く庭も、真の庭・行の庭・草の庭・・・・・
建物の立地・配置も 天・地・人の配置に・・・・
敷地が持つ“気”に基づき、コンセプトメイクを行う・・・などなど。
“現代の鷹峯の[市中の山居・市中の隱]に見立てて計画”し、建物と環境が創作活動に刺激を与え、日常生活にメリハリを与えるような、楽しく、ワクワクするような日常のある、”建物と場”をつくる・・・・・。その余韻の中で創作活動ができれば、住宅とともに完成後の生活が楽しくなります。
コンセプトを込めた建物は、時間が経っても陳腐化しません。
建物ばかりでなく、コンセプトメイクなども含め、ご提案するのが、建築設計者の度量かと思います。
可能でしたら、「コンセプトメイク」からご一緒に始めてみませんか・・・・・
ご自身の思いの入った大きな作品の中で、創作活動ができる機会はなかなか巡ってきません。
フォレスト建築研究所は、戸建て住宅、共同住宅、クリニック他、一般建築の設計を行って
いる建築設計事務所です。住宅を中心に、豊富な実績を有し、トレンドに左右されることのない“価値ある先進のデザイン”を心がけています。
各種デザインコンテストでの受賞歴も多く、ご依頼いただいた方々から、提案力やデザインに高評価をいただいています。 設計は、建物の完成がゴ-ルではなく、住み始めてからの生活を大切にデザインする・・・・・・を基本に飽きのこない、建物と人がシンクロするような設計を心がけています。
今回のご計画が、将来にわたり、kyotoatelier様の「価値ある住まいづくり」日ながることを願っています。
建物づくりは、わからないことも多いと思います。
ご興味がありましたら、ご相談も含めて、お気軽に声をかけていただければと思います。
下記ホ-ムペ-ジをご覧いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
フォレスト建築研究所
小椋 祥司(オグラ ショウシ)
(工学院大学建築学部 建築都市デザイン学科 非常勤講師)
〒197-0013 東京都福生市武蔵野台1-24-9-205
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