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中古物件の擁壁について

検討中の物件に3mほどの擁壁がありまして、1974年の建物で、市役所に確認したところ完了検査済書などの資料が残ってなかったので、意見をお伺いしたくて投稿しました。
見る限り二重擁壁にもなっていそうです。
室内自体は傾きもなく、気に入ったのですが、写真の擁壁の状態は危険でしょうか?
また、擁壁の強度をあげる方法は何かありますか?
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専門家の回答

4件

2022年 2月27日
危険かどうか写真からでは判断できません。

強度を上げる方法はいくつかありますが、
1000万単位で費用がかかります。
矢印
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2022年 2月27日
完了検査とは擁壁のものですか?建物の桃でしょうか?文章から判断ができません。
擁壁がテーマですから擁壁についてでしょうか?

敷地全体にフラットスラブ構造にも見えますが。既存建物の図面はありますか?
検討中とは新築ですか?増改築かリホームですか?
大事なことは近隣地盤をしらべましたか?

不動産における一般的な定義としては「2mや3mを超える、硬岩盤(こうがんばん)以外の土質で、30度を超える傾斜のある土地」を崖(がけ)といいます。がけ条例の規制内容は、都道府県によって異なります。
不動産売買の対象となる土地が、がけ条例に該当する場合には、重要事項説明書の備考欄にがけ条例の適用があること、そして擁壁が必要な場合には、その旨も記載し説明しなければなりません。記載状況はいかがですか?

状況を明確にお伝えください。
矢印
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矢印
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2022年 2月27日
間知石積みの裏側の地層を、薬液注入の地盤改良で固めてしまえば、安心できるかもしれません。建物の周辺に少しスペースがありそうなので、二重管ストレーナ工法でしたら施工可能のような気がします。ただし、これはあくまでも補助的な処置とお考え下さい。
矢印
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矢印
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2022年 2月27日
こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。
京都を中心に夫婦で活動している設計事務所です。

ご質問の件、このような敷地は多くあります。
弊社で設計を行った経験ですが、擁壁の診断と保証を行う機関へ依頼し、
安全性について調査を行う。安全であれば、既存擁壁を再利用して設計を行う。
若しくは適切な改修を行う。という方法があります。

今すぐ改修されるかどうかは別として、擁壁診断は30万円くらいで実施できます。
もちろん診断結果待ちになりますが、工事費用が抑えられる事と、保証してもらえる安心の2つのメリットがあります。

お写真や目視だけで、「再利用できますよ」と言う設計者も中には居ますが、見た目で安全そうに見えても中身は分かりません。
設計事務所や工務店では調査はできても保証はできません。

長くなってしまいましたが、擁壁は土地所有者が維持管理しないといけないものなので、慎重に進められる事をオススメします。

後、肝心なご自宅のプランやデザインについては、お近くですので
HPを見ていただき気になっていただけましたらお問い合わせくださいね。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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矢印
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