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重量鉄骨60坪の平屋店舗のパイル

解体前の築25年の重量鉄骨60坪の平屋店舗のパイルについて。
保有している店舗を解体後、自宅を建てようと思っている者です。

建物図面では、柱の下にパイルが埋まっている様に記載されております。(建物外壁の柱の下に合計10本)
ただ、とある業者に「図面には載っていないが、一般的には床下には無数のパイルが埋まっていると思う。なので、建物を解体しても、そのままその上に自宅を建てるのは難しいし、パイルを抜いて10年は土が固まるのに掛かる。」と言われました。
実際、どちらが正しいのか知りたいのですが、建物を解体するまで分からないのでしょうか?

専門家の回答

8件

2024年 4月25日
図面を拝見できればもう少し何かわかるかもしれません。
築25年なら当時施工した業者さんにヒアリングもできるのではないでしょうか?
矢印
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ユーザーの返答

2024年04月25日

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早速のご返信ありがとうございます。建てた工務店は廃業しておりまして、問い合わせる事が出来ないという状況です。

2024年 4月25日
せっかく補強してあるのですから、そのまま使っちゃえば良いようにも思いますが・・・
矢印
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矢印
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2024年04月25日

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それが1番安上がりですよね。

2024年 4月25日
しおり様

初めまして、アトリエシーユーの竹石と申します。

建築図面に柱直下の杭の記載があれば、それが正しいと思います。
他社さんがおしゃっている「図面にはない床下の無数のパイル」とは、全く意味がわかりません。よって建物を解体せずとも杭ありで検討を進められて問題ないと思います。

このようなケースは、既存の杭の再利用は考えられます。
その場合の条件としては、新しい建物も柱の位置を既存建物に合わせる。
構造計算書が存在している。
確認申請済証があるということになります(検査済証があれば尚良し)。

上記の図面がない場合は、既存杭を利用しないで検討しなければいけないと思われます。

もし新規の建物を木造で検討されているのであれば、既存鉄骨造の建物重量と比べかなり軽いので杭の存在も問題ないかもしれません。
杭を基礎と干渉しないぐらいまで破壊して、表層の地盤強度で建てられるか地質調査して検討することになります。
宜しくお願いします。

株式会社アトリエシーユー一級建築士事務所
竹石明弘
https://ateliercu.jp
矢印
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矢印
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2024年04月25日

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コメントありがとうございます。
新築は、木造または軽量鉄骨を考えております。構造計算書は手元に無さそうですので、杭を利用するのは難しいかもしれません。どちらにしろ地質調査が必要なんですね。

2024年 4月25日
床下に無数のパイルという事はよほどないと思いますが、
壊してみないとわかりません。

パイルの引き抜きは専門業者になると思うので、
上屋の解体工事のみ見積、契約して解体したのち、
状況によってパイルの引き抜きなり、残置を判断する事になると思います。
同時に、住宅を建てる際の地盤調査や地盤保証については、設計者、施工者との相談が必要です。
矢印
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矢印
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2024年04月25日

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ご返信ありがとうございます。解体業者から建物解体見積(250万円)とパイル抜き10本見積(250万円)と言われており、高額です。
図面通り柱下のパイル10本であれば、パイルは残し、その中に総二階35坪の家を建てたいと検討しています。パイルを抜かずに済むと良いです。

2024年 4月25日
重量鉄骨の場合、通常は基礎下だけで、スラブ下には杭を打たないと思います。図面があるなら、それを基に構造計算をして、2階や3階を載せる方が合理的ではないですか?鉄骨の解体、想像以上に費用が掛かりますけど。
矢印
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2024年 4月25日
基本的に、パイルは柱脚(柱の足元)に設置するので図面通りで間違いないと思います。そして、とある業者さんがおっしゃられた土が固まるのに10年かかるのも事実です。森度した土に耐力が期待できるようになるが10年といわれています。
ですので、一般的には杭のある位置を記録として残しておき、影響の出ない範囲は存置する方法で、地盤耐力の低下が起きないようにします。
今回の問題点としては、今建っている建物の前に重量のある建築物があった場合、同じように杭が用いられて建設されていた場合、地中には図面にない悔いが残っている可能性が考えられます。
では、新に建設するにはどうするのかということですが、まず新しく建てる建物を何造で建築するかを決めます。木造・鉄骨造・RC造です。一般的に木造<軽量鉄骨<重量鉄骨<RC造の順番で、建物重量は重たくなり、基礎の根入れも深くなります。
木造であれば、木造の基礎の底よりも今の重量鉄骨の基礎の底(杭の頭)のほうが深くなると思いますので、その間を地盤改良などで、地盤耐力を持たせます。
同じように重量鉄骨で建築するのであれば、新しい杭と古い杭が干渉する部分のみ撤去を行い、関係のないところは存置することで余計な耐力低下を減らします。
それでも、これまでの杭が残っている可能性も0ではないので、新たに杭を打つ場所をサウンディング試験などで、地盤調査しておくと思わぬ杭の発見という危険性は抑えれるのではないでしょうか?
どちらにしても、建物を解体してからの話になってしまうと思われます。
以上、長文になりましたが私の考えでした。
矢印
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矢印
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2024年04月25日

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ご返信ありがとうございます。今の鉄骨の建物の以前は100年以上草ボーボーの荒地でした。(代々私の家が保有している土地です。)なので、床下の無数のパイルは無いはずと理解しました。

2024年 4月25日
お世話になります。
柱の下というよりも、建築物の作りとしては、重量鉄骨の柱が乗った基礎の下に杭があると思いますが、地盤面よりも大分深いところが杭の頭の高さだと思います。
なので、住宅の基礎の底面は、杭の高さよりもずっと地盤面に近い高さだと思います。よって、杭をのこしたまま埋め戻しを行い、転圧をかけ、その上に住宅の基礎を普通に作成すればよいと思います。転圧が不安な場合は、地盤改良を行いながら埋め戻しをすればより安定すると思います。いずれにしても、10年休ませるなんてことは、実際無理ですし、必要な地盤の強さになるように施工すればよいだけなので、なぜそのような意見が出たのかわかりません。
矢印
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矢印
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ユーザーの返答

2024年04月25日

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ご返信ありがとうございます。重量鉄骨と、木造住宅では基礎の深さが異なり、それに伴い杭の頭の深さも異なるという事、理解出来ました。新築は木造か軽量鉄骨を予定しておりますので、それに合ったパイルの処理と地盤改良をすれば良いですね。

2024年 4月25日
重量鉄骨の基礎は深いので、さらにその下に杭があると思います。
自宅を木造で建てるのであれば、一般的に基礎はそれほど深くないので、高さ的に干渉しないと思います。
ただ、普通に基礎を解体した場合、地盤はグジャグジャなので、上層部の地耐力はあまり期待できません。
既存の建物がパイルを打っているということは、ボーリングデーターもあると思います。
このケースは、構造のプロの意見を聞いた方がベターですね。
矢印
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矢印
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