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家づくり相談

木造一軒家のフルリノベーション、防音について

はじめまして。築40年木造一軒家のフルリノベーションを検討しているのですが、
リノベーションにあたり一番重視しているのが、防音です。
とても閑静な住宅街なので、子供の夜泣き夜中の声がご近所に響き渡るのを懸念しています。
家自体は小さく、所謂狭小住宅で、2階建の3DK,建物面積は74平米です。
(リノベーションにあたり、2LDKに間取り変更しようと思っています)
木造一軒家を防音するのはとても難しいと聞きますが、例えば1部屋とか一部分だけ防音対策する等は可能でしょうか?
日中の生活音はしょうがないとしても、夜中に結構大きな声で泣いた場合、何とか家の中だけにとどめたいなと思っています。
その場合、木造から鉄筋に変更して建て替えしかないのでしょうか?できれば建て替えせずにリノベーションの範囲で対策できればと考えています。
対策の方法と、大体の予算を教えて頂けますと助かります。
ご回答にあたり、他に必要な情報があればお知らせください。
よろしくお願い致します。

専門家の回答

8件

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2020年 5月 3日
Tomoko様

初めまして。
東京世田谷のアトリエ スピノザの井東と申します。

木造でも防音は可能ですが、最も有効な方法はBOX IN BOXといって、部屋の中にもう一つのボックスを作る方法です。6〜8帖の部屋で150万円〜250万円程度のプラスとなります。しかし近隣の子供の夜泣き等の喧噪をシャットアウトする程度でしたら、遮音性の高いサッシを使う等によりプラス100万円程度で対応できるのではないかと思います。特に鉄筋コンクリートにする必要はないと思います。

リノベーションは何処までやるか、また構造の痛み具合がどうかで差異が極めた大きいです。
できましたら、資料を拝見しながら建築相談をと思いますがいかがでしょうか?
リノベーションの事例を紹介できるかと思います。

HP等ご覧いただき、私達の建築に興味を持って頂けましたら
お声懸け頂きたく存じます。


それでは宜しくお願いします。
アトリエ スピノザ 井東
〒158-0084 東京都世田谷区 東玉川2-29-12-201
***** / *****
*****er-spinoza.com

↓ HPです。
http://www.atelier-spinoza.com/index.html
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2020年 5月 3日
1部屋だけの防音対策可能ですよ。
以前ミュージシャンの自宅兼スタジオの設計で完全防音室の設計をしたこともありますのでプロ仕様の完全防音まで対応可能です。
もちろんリノベーションで可能です。

上記のような完全防音でも250万程度ですから
もっと少ない費用で可能と思います。

ただ、お子さんの小さい時期はあっという間です。
防音室の仕様にするよりは、先々のことも考えて、防音室を作るというよりは
間取りや建築的な工夫で音を遮りつつ
おうちの付加価値になり、豊かな住まい方になるように
つくれたらいいなと思います。

もしお手伝いできることあれば
お気軽にご連絡くださいませ。
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2020年 5月 3日
セルロースファイバーを固めに入れてすべての寝室を普通のサッシで2重サッシにしておけば断熱及び遮音性抜群の家になります。防音室一室より良いと思います。予算的に防音室200万かけるよりほぼ同じ値段で全体できます。各部屋熟睡ができて子供が家じゅう柱廻っても安心できてよいです。
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2020年 5月 3日
Tomokoさん
はじめまして、日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。
敷地の特性を活かし個性的かつシンプルモダンな住宅を数多く手掛けております。
「渡辺篤史の建もの探訪」やTV東京「完成!ドリームハウス」には度々出演しており、余談ですが、数年前に終了しましたフジテレビの月9ドラマ「恋仲」(主演の福士蒼汰君が建築家を目指す卵で、本田翼さんとのラブストーリー)の模型や図面の資料提供、建築関連のアドバイザーも努めておりました。

木造住宅を防音仕様にすることは充分可能です。お子さんの夜泣きの問題のみであれば、家全体を防音仕様にする必要はなく費用対効果から一部屋だけを防音仕様とするかですね。お子さんの成長は早く夜泣きの問題は収まりますが、第二子、三子の可能性もありますね…
加えて大切なのは、お子さんを始め家族の成長変化に追従出来るプランニングをよく検討することが大切です。

2015年は木造の暖かさを強調したサービス付高齢者賃貸住宅がグッドデザイン賞にも選ばれました。微力ではありますが、お手伝いが出来ることがありましたらご連絡下さい。

日比生 寛史/日比生寛史建築計画研究所
hiroshi hibio architects
http://hha.bz/
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2020年 5月 3日
Tomokoさん
フルリノベーションの内容が構造や断熱性向上させる
屋根や外壁の改修工事にサッシの交換など行うなら
木造のリノベーションでも防音性脳は確保できます。

どういう素材でどういう工事をするか設計の工夫や
工事会社の技術力でリノベーションの効果は変わりますが
ちゃんとした建築士と業者を選べば納得できる結果になると思います。

具多的な間取りやリノベーションの希望が不明ですが
ざっくりとした勝手な概算の目安で工事費が
税込み1500万程度でご提案させていただきます。

ざっと簡単ですが参考になれば幸いです。
何か質問があればメッセージでご相談ください。
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2020年 5月 3日
はじめまして
練馬区で主に住宅の設計・監理を手がけている中川龍吾建築設計事務所の中川と申します。

これまで、木造住宅でも防音室(楽器の練習室やAV室など)を作りたいという建て主さんのご要望にお応えしてきました。
バンドの練習を行うようないわゆるスタジオレベルの防音であれば木造では限界がありますが、お子さんの鳴き声対策であれば、木造でも充分に対応可能と思います。
1室でも家全体でも可能ですが、家全体となると工事費はだいぶ高くなってしまします。
1室だけを外部に対して音が漏れにくいように、ということであれば、遮音壁と2重サッシ、換気設備の遮音対応程度ですので、通常の工事費に40~50万円程度プラスすれば充分です。
(他室に対しての防音が加わるとその額では済みませんが)

また、今はお子さんの鳴き声が気になられているようですが、おそらくそれは長い生活のうちの一時的なもので、お子さんの成長と共に気にする音対策は変わっていくものです。
長い目で見た音対策についてはご相談を頂ければアドバイス等をさせて頂きます。

ところで、築40年の木造住宅のフルリフォームとのお話についてです。
できれば建て替えずに...とのお話ですが、
「耐震性を含めた構造強度をどこまで見直す必要があるか」、「断熱性能をどの程度のものとするか」といった事により工事範囲やコストは大きく変わってきます。
(40年前の基準ですと、現在のスペックとは相当に異なるもののはずです)
また水回り(建物内外の配管の更新を含めて)を全面的に行うか否かも同様です。

これら全てを行おうとすると、建て替えるコストに近いものになることもあります。

まずはリフォームのメニューとコストを把握(=プロに相談)しながら、方針を決めていかれることをお勧めします。

中川龍吾/中川龍吾建築設計事務所
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2020年 5月 4日
Tomoko様

初めまして。
株式会社 片岡英和建築研究室の片岡と申します。

一般的に防音に対して重い建材(鉄筋コンクリートなど)を使うのはとても有効な手段ですが、一般住宅レベル(夜泣き含む)の防音対策であれば外皮性能(断熱材,サッシ等)を高めることでクリアできるのではないでしょうか。

但し、換気扇や給気口といった空気の通路が音の伝搬路になるので設備なども含めた防音計画を進める必要があります。(当社、音響スタジオの設計経験有り)

工事費に関しては、どこまで工事するかは打合せをしていく中で、見積り金額を見ながら取捨選択していかれては如何でしょうか。

<想定される工事内容>
・屋根の葺き替えは必要?(築40年であれば葺き替えた方が良さそうです。)
・外壁の損傷具合
・耐震性能
・構造材の損傷(腐朽、虫食いなど)
・水廻り(キッチン、お風呂、便所など全やり替え)のグレード選定
・断熱材の性能
・サッシの性能
・内装材(床、壁、天井)
・etc

ご参考まで。

片岡英和建築研究室の公式HP → https://kataoka-arch.com/

気になることなど御座いましたら、お気軽にご相談下さいませ。
宜しくお願いいたします。(東京・福岡など他府県での実績あり。全国対応可)

株式会社 片岡英和建築研究室 片岡英和
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2020年 5月 7日
アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。
リスニングルームの設計などで音に関しては経験が豊富ですので回答させていただきます。防音には遮音と吸音の2つの方法があります、また、高音と低温ではその方法も異なります。その事を、きちんと理解して設計する事で防音性は高まります。Tomokoさんの場合ですと、赤ちゃんの泣き声など高音域がターゲットになりそうです。この場合対処方法は色々ありますが、以外と有効なのは本棚です。それとカーテン。弊社の場合、内装が木と漆喰なのでそれらにも吸音性があります。さらに壁の中に音を入れる吸音方法なども効果的です。これらは、遮音シートや吸音ボードなど特別な素材や高価な素材を使わなくても音はある程度コントロール出来るという事です。
単純な2重サッシももちろん有効ですがコストは掛かります。私のお勧め(設計方針)は、坪2〜3万円程度防音にコストを掛けるのが良いと思います。それ以外は、コストを掛けずに出来る防音性を上げる設計に務める事です。具体的なご相談があればHP等からお問い合わせください。よろしくお願いします。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/ArchiNet/
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