青森の高校生のきみへ
(おじさんからの伝言)
災害避難を想定した研究テーマのお問い合わせについて、一人の建築士の思いとしてお話します。
求める研究テーマは、きみ自身が悩み・解決(出来なくてもOK?)していくプロセスにこそ意味が
あると思うので、ここではあえて「何らかの案」の返答はいたしません。
きみが何を最優先にするかによって、求めるものはきっと∞にあると推察します。
ただ、お問合せの文面から考える順序立てが出来ていないご様子なので、参考意見としてお伝えします。
(考えの要点と順序)
1. そもそも災害避難想定の施設で対象者を高齢者・子供にしようと思った理由はなんですか?
(求めるものは、きみの中にあるから、自分の身の回りを見渡してみてテーマの本質を探す。)
2. 見つけた本質(理由・原点)を発想の種にして、改めてイメージ(構想)してみる。(考える)
例えば、自分が使うとしたらどんなものが欲しいのか良いのか、いやなものは何かを想像している。
イメージを膨らませる中で、自分の求めるものが見えてきたら、次に優先順位を考えて整理すると、
自分の求める事や避けたい物がなにか判る。(何が分かって何が分からないか、判らないことを知る)
3.探す研究テーマの具体的な課題が見つかったら関係する資料を集めつつ、同時に作業を進めていく。
(どんどん人に聞いて、その中で自分にとって一番大切なものを見つけて下さい。これが難しいんです。)
4.最後にいつまでに研究テーマを纏めて、発表するかは時間との勝負。
これにて おしまい。
色々述べましたが、これからの未来をつくる世代へのエールとしてこれを送ります。
くろふね建築研究所 杉原 生広