美容院店舗兼住宅

軽量鉄骨とありますが、プレハブですか？それとも在来工法ですか？プレハブでしたら、リフォームは少し難しいのではと思います。敷地が広いので、敷地分割して既存の自宅の横に店舗付き住宅の新築も出来ますが、道路に面さない場合はそれも難しいでしょう。お尋ねの件は、延べ床面積の差をどう評価するか？ということで考えるしかないと思います。リフォームと新築のどちらでも、建築家に依頼されれば、同じご予算でご希望の建築になると思います。あとは、既存の自宅に思い出があるかどうかです。思い出があるのであれば、リフォームして今までの記憶を残すのも良いと思います。家というのは生き物ですから。

ゆかさん

具体的に住むご家族の更生が不明瞭なので漠然としたアドバイスですが。
軽量鉄骨のリノベーションの場合耐震補強が難しいはずです。

そうすると3000万円の費用をかけても耐震性は35年前のまま。
建築基準法の耐震性の基準は大地震のあと改正されています。
23年前にあった阪神淡路大地震のあとも耐震性が強化されています。

35年前だと新耐震の設計ですが基準としては古いものなので、
耐震補強をしないリノベーションに3000万はもったいないと思います。

建て替えであれば木造2階建てとして耐震等級3の最新の耐震性と
快適な断熱性がしっかりできるので面積が多少減ってもお薦めです。

具体的にプランをして要望がまとまるなら
建て替えを勧めたいですね。

以前美容院店舗兼住宅を手掛けてますので
ＳＵＭＩＫＡに掲載しているＵＲＬ記載します

美容院部分の写真
https://sumika.me/p/works/14babac6e4523ee2dbe3afa2514ce2eaa196be77

住宅部分の写真
https://sumika.me/p/works/c960b1682885db8f3c8f48f5c5e11929c3a51080

具体的な相談は資料など見せて頂ければ無料相談で対応します。
宜しければご相談ください。

一級建築士事務所　匠拓：寺澤　秀忠
WEB： http://www.syotaku.jp/

ゆか　様

はじめまして、東京都北区にあります有限会社建栄の竹内と申します。
美容院併用ということですが、どのような顧客をお持ちか？もしくはターゲットにするかでデザインの方向性が変わってくるかと思います。

少々、大雑把な言い方になってしまいますがリノベーションするとしたならば、軽量鉄骨の場合は間取りの制限を受けますので、室内のレイアウトや作業動線が難しいかも知れません（上手な設計者なら、それでも一般の方が見て良いな！というところまで持っていけると思いますが）新築でしたら上記の制約は受けませんので、自由度は広がります。

私でしたら、同じ3000万円かけるならば新築。
1800万までに納まって、そこそこ満足できる形になるならリノベーションもありかなと。

美容院に重きをおくか、住宅部分に重きをおくかによってもストーリーは変わってくるかと思います。建てて終わりではありませんし、お店は完成後に繁盛して、住宅は前より暮らしが充実するのが重要ですので、予算も含めて何十年後のストーリーまで一緒に考えてくれる方を見つけることをお勧めします。