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地震の揺れを軽減・風の音を遮音したい場合

実家を二世帯住宅に建て直す計画が浮上しまして、
現在は、どんな家に住みたいか 
ということを家族で話し合っている最中です。


私は地震と台風恐怖症のため、
地震で倒壊しない(耐震等級3はクリアしたい)のは基本として、
極力「揺れない」家にしたいと思っています。

それを叶えるには免震にするしかないと思っていたのですが、
免震装置を取り扱っているホームメーカーですら、
設置・販売には驚く程消極的で、必ず「制震ダンパー」類の営業トークに移行します。
あるホームメーカーは、東京地区での免震の取扱いを止めたとも言われました。
現状、戸建で免震住宅を建てるのは難しいことなのでしょうか?


という状況を踏まえた上で。
お尋ねしたいのは、以下の希望を叶えたい場合、
建築家の皆さんでしたら、どういった構造・工法をお勧めしますか?

・地震時の体感震度を、極力小さくしたい
・台風時の暴風の音をできるだけ遮りたい
・強風で揺れない

耐震・遮音ならRC造かな…と思っているのですが、
揺れを軽減できる施策はあるのでしょうか?

また、両親が「今の駆体を活かしたい」と言い出しまして、
耐震等級3がクリアできるなら叶えてあげたいのですが、
遮音に不安がよぎります。
木造でも、工夫すればRCと同程度の遮音性能を望めるのでしょうか?


建築家の方々のご意見を聞きたいと思い相談致しました。
長文・乱文で恐縮です。よろしくお願い致します。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

4件

2013年 6月19日
tsunさん

高田馬場で高品質でローコストの注文住宅を設計している
マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

ご希望条件を叶えるには、やはり、免震構造と防音サッシ+インナーサッシ
ですね。
但し、免震構造にするには、敷地に余裕がないと難しいです。
また、形状も、出来る限りシンプルにする必要があります。

弊社は、IAUの指定設計事務所で、新宿区の耐震調査員です。
詳細を色々確認したい場合は、下記まで直接メールして頂けないでしょうか。
katase@maxnet-g.co.jp

ご検討、宜しくお願いいたします。

土地探しからの注文住宅を建築家と建てる:http://www.maxnet-g.co.jp/
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ユーザーの返答

2013年06月19日

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片瀬さま

早速のコメント、ありがとうございました。

やはり「揺れない」のは「免震」なのですね。
制震では耐震と大差無いということでしょうか。

免震装置は自分なりに色々調べた結果、
電源を必要としない/50年に一度の台風でも風で揺れない 
と謳っている点で大変興味を持ち、資料請求もしたのですが
実際に採用された方の客観的な意見や感想などの情報が無く、
判断できずにいました。

片瀬さまの実績で、戸建てにてIAUを採用された数は何件ありますでしょうか?


敷地に余裕が無いと難しいとのことですが、
建設予定地は、47坪で建ぺい率60%で、
現在、1階30坪・2階30坪、延べ床面積60坪の2階建てが建っています。

免震装置を採用した場合、
具体的にどれぐらいの坪数の家が建てられるのでしょうか?


こちらから質問してしまい、申し訳ありません。
後ほど同じ内容でメールをさせて頂きます。

ありがとうございました。

2013年 6月19日
耐震関連のライセンスを4つ程所有してます。
東京都緊急輸送道路耐震化年二回の耐震に関する窓口を担当としています。
 揺れた建物を徐々におさえるプロセスと最初から揺らさせないプロセスの違いがあります。またメンテナンスがいる免震といらない免震があります。それには地質調査も必要といたします。

 「今の駆体を活かし遮音もとりたい」とのこと弊社は高い設計技術をもつ(海外でも通用する)建築家としてAPEC国際アーキテクトでいま日本で348人中の一人です。
 このような内容においては技術力の高い建築家を試されると良いと思います。現行法以上のスペックで建築をまとめあげる技術力が違います。お気にとどまるようでしたら、from_link@mac.comにご一報くださいませ。耐震ばかりでなく建てもの劣化対策にかんし多くのノウハウをご用意しています。
それでは、tsun様APEC国際アーキテクトの技術力をお試しあれ!そして、tsun様御機嫌よう!
    佐山慎英より
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ユーザーの返答

2013年06月20日

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佐山様

コメントありがとうございました。
素晴らしいスキルをお持ちなのですね!

メンテナンスがいる免震といらない免震ならば、
メンテナンスフリーに越したことは無いのですが。
メンテナンスをしないことによる不安も懸念されます。

高い技術力と免震システム。とても魅力的ですが、
いずれにしても予算オーバーは避けられそうにありません…。
優先順位を再検討し、どうしてもの場合には改めてご相談させて頂きます。

ありがとうございました。


2013年 6月30日
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
地震と台風への不安の大きさがご質問から伝わってきます。さて、ここで私からのアドバイスは、その他のご希望(毎日が楽しくなる家。「ここが一番落ち着く」と心から思える住まい。家族全員が快適な毎日を過ごせる空間が欲しい。ゆくゆくは犬や猫も飼いたい。)も同時に、限られた建設コストの中で実現させる為には、バランスのよいコストマネジメント能力が重要だという事です。
その上で、ポイントは、「1、今の躯体を活かしたい」と「2、耐震性と遮音性の高いRC造」の比較に尽きると思います。簡単にご説明すると、1については今の躯体が木造軸組だとすると、耐震等級3かつ暴風音に対する遮音性能をRC同等に上げる事は可能です。建設コストも建て替えるより、2割程度はコストは軽減出来ると考えられます。また、2については、2〜3階建てであれば耐震等級2以上の壁式RC造をお勧めします。免震や対震装置を用いない場合にはこの構造が最も揺れないでしょう。免震装置は確かに優れていますが装置である以上故障や不具合もあり得ますので、2〜3階建ての住宅であればこの構造で充分だと考えます。以下に私の体験をご紹介しますと、私は3.11東日本大震災の際、岩手県南(震度6弱)でこの壁式RC造地上3階地下1階建ての工事中でした。大震災の2日前に屋根のコンクリートを打設したのですが、下階までのコンクリート躯体強度がまだ100%ではなかったにもかかわらず、工事中の職人に聞くと揺れは少なかったそうです。建物周辺道路は地盤沈下しましたが、被害も全くありませんでした。ちなみに地盤は良くなく地盤改良してありました。そのように、建物性能以前に地盤を良くする事は絶対必要です。
乱筆乱文になってしまいましたが、東日本大震災を身近に経験した者として、少しでも参考になれば幸いです。
添付した3軒の建物は全てこの壁式RC造です。最下段が岩手の集合住宅です。
矢印
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ユーザーの返答

2013年07月02日

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3.11の実体験に基づくアドバイス、大変参考になりました。

まず、地盤調査をしてから…というのが先決ということを踏まえた上で、
建物はやはり壁式RCがいちばん安心できそうだな と思いました。

今の駆体を活かして、耐震等級3/遮音性能を高める ことが可能で、
なおかつコストも抑えられるならとても魅力的な選択だとは思いましたが、
やはり「揺れをできるだけ抑える」という意味では、壁式RCの方が安心できそうですね。

だんだん気持ちが固まって来ました。
ありがとうございました。

2013年 7月 1日
テキネコムよりお知らせ致します。

住宅の適正価格と品質を研究しています。

音に関すること。
地震に関する事。

この2点は別事項なので、考えを分ける必要があります。

まず地震ですが、地耐力という建物性能とは違う部分を
ご理解頂いておりますでしょうか。

イメージとしては豆腐のような地盤であった時、重いものは
沈み、揺れが起きれば沈下します。
同じように地震において、振動の結果、地盤の耐力によって
見解が変わります。

また、制振、免振の2種類がありますが、住宅では制振的な
発想でダンバーを入れているようです。
免振技術を必要とするような巨大装置は住宅には適さない
ゆえに制振的な考えによってダンパーを用いていると
思います。

しかし、地震の揺れは左右、上下さまざまな揺れがあることから
特に直下から起きる地震についてどこまでの範囲を許容出来るか。
というのは机上理論にすぎないので、あくまで補助装置と考える
べきと思います。

地震時においての技術は未だ未開発であり、専門的な知識を
入れて検討すると、ケア出来ない部分が多く在ると思います。
ゆえに保険的なものとして補足技術として考えるべきと思います。

直下型の大地震で持つ設計というのは住宅の場合、非常に
困難と考えます。
ゆえに保険を掛けておくのが現在出来る最大限の負担と思います。

さて、音については振動波というものが非常に取れないものであります。
ゆえに台風並みの風が風圧と共に来る場合は出来るだけ重量物
例えば木造よりもRC造の方が優れています。

遮音性能などをRCと木造で比較することは無意味です。
全く違う素材なので。

参考になれば幸いです。
詳しくはメールでお訪ね下さい。

info@tekine.com

適値事業部
コンシェルジュ担当:
矢印
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ユーザーの返答

2013年07月02日

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大変参考になるアドバイス、ありがとうございました。

地盤に関しては、住所をお伝えしたHMや建築士さんから、
比較的固い土地であろうと言う見解を頂いていますが、
これから本格的な調査をする予定です。

どういう地震が起こるか誰にも分からない状況の中、
絶対的な安心は無いと言うことは理解してます。
地盤と建物の組み合わせで、今考えられるベストな選択をしたいと思います。

遮音に関しては、やはり重さがあるRCがいちばん優れているとのこと。
大変参考になりました。

ありがとうございました。

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