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家づくり相談

災害対策が万全で100年住める家は可能か。

南海トラフにも耐えることができ、その後の余震にも安心して暮らす事ができる家を作りたい。
家を資産として残していける。子や孫の代でも安心して住める家を日本で作る事は可能なのか。
大手ハウスメーカーと建築事務所などに依頼した時に住宅としての性能に違いは出てくるのか。
以上を知りたいです。

専門家の回答

6件

2021年 5月 5日
はじめまして。
二世代、三世代、ヨーロッパのように受け継ぐ住まいは、耐用年数です。日本では、ほとんどが、一世代の建築物が建てられていると思います。耐用年数の長い、構造体を選び、メンテナンス、改築をしていく事が大切だと思います。
ハウスメーカーは、もともとが、大量生産、大量消費の元、開発、供給されたため、自然環境を取り入れるような建築では無いと思います。
あとは、建てられる方の考え方により依頼先は変わってくるのではないかなと思います。
素材を厳選して、ディテール設計まで詰めて建築をしていけば、日本でも望まれているような建築物、すまいは実現出来ると思います。
少しでも、ご参考になれば、幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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ユーザーの返答

2021年05月07日

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海外にいた時、日本人とは家に対する捉え方が違う方も多くいたので、日本の環境や技術的な面で現実的なのか気になりました。
細部まで計画すれば可能なのですね。
参考になりました。ありがとうございます。

2021年 5月 5日
Chiharuさま

大阪・堺市の建築事務所です。
地震災害の想定に対応し得る住宅性能を満たす事はもちろん可能だと思います。
先の方も仰っておりますが、長持ちさせる為にはメンテナンスも必要です。
高耐久な材料選定や必要な時期にメンテナンスがしやすい造りにしておく等、
工夫次第で可能な事だと思います。
ただし費用対効果という問題は発生します。
誰しも、ご予算があっての計画だと思いますので、納得できる範囲でバランスをとる事も必要となります。

また、メーカーと建築事務所のつくる家で性能の違いについて…
独自の工法を採用しているメーカーとの比較の場合は全く同じとは言い難いところはありますが、耐震や断熱・気密などのレベルはお施主様が要望される性能でつくる事は可能ですので、違いはありません。
どうぞ参考にされて下さい。

当方は和歌山生まれ和歌山育ちで現在も和歌山で建築をさせて頂いておりますので、
勝手に親近感が湧き、コメント失礼しました。
ご不明点などがあれば、どうぞお気軽にお声掛け下さいませ。
矢印
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ユーザーの返答

2021年05月07日

Chiharuのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
和歌山にお住まいの方であれば、災害に対する意識について共感いただけるのではないかと思います。
特に和歌山は常日頃より地震が多く、また水害の危険もあるので、ハウスメーカーとそれ以外だとどのような差があるのか気になりました。
じっくり時間をかけて検討してみます。
先でご縁があるかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。

2021年 5月 5日
3点ですか?ご質問は。

最初の2点は容易いですね。
最後の1点は「頼み方」で違いは出ますよ。更に言えば住宅の性能ってのは最初の2点についての達成力を言うと僕は思いますね。数値だけで言う性能なんて、可視化のお題目に則ってるだけです。
安心して暮らせるのが「地震力」に対してだけなら大した才能も無い設計士でも設計できます。割と簡単というか、根拠が基本「建築基準法」ですからね。それに対して何倍っていう程度の内容ですよ。特にハウスメーカーでは基準法の何倍ってことだけが主張です。バランスまで考慮しないですよ。いや、出来るし、したいんでしょうけど、木造なら「間取り」に泣かされます。仕方が無いんですよ。
家を資産として残せるかなんて、普請した本人には図れないです。

どんなに立派な建物だって、世襲?贈与?兎に角、受け取る人が価値が無いと思えば、それで終わりです。100年住める家は建築可能です。凄く簡単。そのように設計すれば良いです。でも殆どの人が(全員ですけどね)普請した家に100年住むことはできません。死にますから。
丈夫なだけの家なんて、僕は存在価値がないと思ってます。

大地震が来たときに住人の命を絶対に守れる家を設計しています。でも崩れてしまうかもしれません。それでも、家の下敷きになっても、ギリギリ堪えられる様な家具の配置にまで気を使っています。真面目に設計をやっている設計士なら、みんなそんな感じです。
僕は、むしろChiharuさんが、どんな家が欲しいのかを知りたいですね。
大して儲かりもしないですけど、っていうか食えないのに建築家を続けている馬鹿は、もうとっくにプライドも捨ててしまっています。出来れば優しい言葉をかけて欲しいですね。シニカルな質問は読んでいて辛いです。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
http://www.urbangeardesign.com
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ユーザーの返答

2021年05月07日

Chiharuのプロフィール写真

シニカルな質問をしたつもりはありませんが、
そう感じられたのなら失礼致しました。
“100年住む事ができる家”とは、丈夫な事だけでなく魅力がある事が大前提です。人がいなければ残りません。家自身は残してくれと喋らないと思いますので。
何社かハウスメーカーを訪ね、魅力を感じる家、普遍的にそう感じる家を建てる事ができるのかと思い、こちらの皆様に質問させていただきました。
何卒プロフェッショナルの方の知恵とお力をお貸しください。

2021年 5月 6日
和歌山市内でキューブ建築研究所という設計事務所を営んでいます「橋本」と申します。
1 地震対策は構造的には可能です。但し建築場所を選定する時には注意が必要です。
他の災害対策についても予測できる部分については対応を行いながら進めます。
2 100年住宅も可能です。メンテナンスを行いやすい作り方が必要ですね。
3 ハウスメーカーの事はよくわかりませんが、建築事務所(建築家)に依頼しても
  住宅性能表示に関しては満足させる事も十分可能です。性能以外の感性の部分でも
  ご満足いただけるものだと思っています。

予算の優先順位の付け方だと思います。
https://www.cube-arch.jp
  
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2021年 5月 6日
既に実践しております。大手ハウスメーカは日本基準法の最高位等級の提示のみです。日本の基準は繰り返される大地震に1回だけ対応すればよいという基準でしかありません。そこが盲点です。400年住宅を参考にしてください。
https://sumika.me/p/works/f0dd8ee1de9097fd791cf519f7cc39c9d1249cfb
この構造で10階建てまで建てられる強度を持ちます。
矢印
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ユーザーの返答

2021年05月07日

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400年住宅、初めて聞きました。
現代人が快適だと感じる基準で400年残る、残したいと思える住宅が作る事ができれば最善ですね。
ご回答ありがとうございます。

2021年 5月 8日
Brix建築です。

1,南海トラフに耐える建築構造は
  鉄筋コンクリート壁構造がベストです。
  
2,外観のデザインは円筒形の形状が津波対策上最も有利です。

3,建物の高さはできるだけ高くし、屋上つきで、
  さらにその上に塔屋を造り、
  さらにその上にも鉄骨の塔を作り避難できるスペースを
  確保することが最低必要です。

4,それでも、津波の高さは想定できませんので、
  最後は鉄骨の塔屋にゴムボートを丈夫な長いロープで結んでください。
  家族全員+α の浮き輪の準備も必要です。
  (東日本大震災の教訓です。)

建築の耐久性能を数100年以上をご希望されるのでしたら、
1,鉄筋コンクリート壁構造(壁厚さ250mm)以上
2,打ち込み式外断熱構造 (外張り断熱は張替が必要のため不可)
3,外壁は、墓石に使用される天然石の御影石は数100年メンテナンスが不要です。
以上が数100年の耐久性のために最低限の基本仕様です。

Brix建築は以上の仕様が、標準仕様となっています。
建築坪単価は80万円~

Brix建築
www.brix.co.jp



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