どの高さに床を造るのかわかりませんので、回答が増えますが
ご了承下さい。
まず一つ目は、畳などを撤去して木下地の上にコンクリートの床を
造る方法。
これは床下地がコンクリートの重量に耐えられませんのでNGです。
コンクリート以外に、床下地にモルタルなどを塗る方法もありますが、
モルタルがヒビ割れするリスクがかなり高くなりますのでお勧めでき
ません。
二つ目は床を下地共に撤去して、地盤面にコンクリートを打つ方法。
古民家がコンクリート基礎ではない場合は、土台と基礎が締結されて
いないと思います。
そのような中で床下地を撤去しますと、1階の床剛性(柱の根元の束縛)
が無くなってしまいますので、柱が移動しやすくなってしまします。
この場合は、柱の根元の補強とのセットになると思います。
三つ目はコンクリートの基礎も土台もある場合
古民家ですのでRCの基礎と土台があっても、基礎に鉄筋が入っていな
かったり、また土台と基礎を締結するアンカーボルトが少なかったり
して二つ目と同様な処理が必要と思います。
コンクリートの床のメリット
1、見た目(デザイン)-個人差があります。
2、屋根をガラスなどにして、太陽光による蓄熱層となります。
3、水に強い
4、コンクリートの床に飽きたら、表面に様々な仕上げが可能
コンクリートの床のデメリット
1、見た目(デザイン)-個人差があります。
2、長時間立っていると、足が疲れやすい。
3、床暖房がないと冬の寒さに耐えられない(暖かい地方は除く)。
4、防塵処理をしないと、表面が削れてホコリが多い。
5、直接に寝転げない。
6、解体費用が高くつく。