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100年以上前の古民家のフルリフォーム

実家が、写真のような築150年以上の、写真のような古民家なのですが、中の間取り(キッチンや風呂場を含む)をずべて一新するスケルトンリフォーム(?)をする場合、費用はどの程度かかるでしょうか?
建物面積は、平屋で100㎡程かと思われます。

●現在、玄関から台所につながる部分は土間になっており、その他の部屋と60cmほど高低差があるのですが、段差のない造りに変えたいと思っています。
●下水が引かれていないため、水洗トイレは20m程離れた別棟に現在ありますが、リフォーム後は室内にトイレがほしいです。

また、増床することは可能ですか?

以上、よろしくお願いいたします。
  • 100年以上前の古民家のフルリフォーム

専門家の回答

5件

2017年 9月24日
URBAN GEAR の本多と申します。
つい最近まで築100年越えの古民家の
フルリフォームの設計監理をやっていました。
長野県の信濃町という遠距離でしたが
現地調査から仕上げまで完璧に付き合いました。

ご計画の内容ですと、相当に費用が掛かります。
問題は築100年のムードを残すどころか、
それを全面にプッシュした改築にするのか、
コストを徹底的に落として、
現代的で強度や使いやすさを優先させた
改築にするのかで費用が全く変わります。

少しデータや状況を詳しく教えて頂ければ、
現地確認前でも概算をお答えできます。
当アトリエでは建築に関わる、あらゆる
ご相談に随時無料でお答えしています。
どうぞお気軽に御問い合わせください。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
at*****geardesign.com
http: //www.urbangeardesign.com
054-206-4343
*****
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2017年 9月24日
はじめまして京都市で設計をしておりますSOUNDの岡本と申します。
古民家とは少しばかり違いますが町屋の改修を多数手掛けております。

スケルトンリフォームで100㎡ということでの、予算は仕様グレードやなさりたい事によって変わりますが1500万円~となると思います。

また、写真からの敷地状況ですと増床は可能だと思います。

大阪府でしたら現地確認などもさせて頂きます。
いつき様のお家とは少し異なりますが町屋で京都市内となりますが現在3件改修工事中現場がありますので、見学頂くことも出来ます。古民家の改修工事がどのようなものか少しでもお分かり頂けると思います。

一級建築士事務所SOUND 
岡本 成貴
〒604-0021
京都市中京区室町町通二条下る蛸薬師町280-305
Tel/Fax 075-211-7670
ok*****-a.com

gmailアカウントをご利用の場合は
soun*****.com
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2017年 9月24日
こんにちは。とても良い取り組みですね。
材木はどんな木がつかわれているのでしょうか?
ひのき、松、杉あたり・・。
写真を見ますと、農家住宅で、通し貫構法、石場立て
屋根は、茅葺の上に鋼板葺き、壁は漆喰で一部板張りですが、妻のピンクに見える所の材料は不明で換気口みたいなのは丸窓になっているのでしょうか。下屋の瓦のコケみたいなのが気になりますね。
さて、本題ですが、
●玄関から台所につながる部分は土間になっており、その他の部屋と60cmほど高低差があるのですが、段差のない造りに変えたいと思っています。
>60cm程度の段差は一般的には階段又はスロープで処理することになりますね。
●下水が引かれていないため、水洗トイレは20m程離れた別棟に現在ありますが、リフォーム後は室内にトイレがほしいです。
>勾配が取れない場合は、もう一個浄化槽を設置する方法もあります。
●また、増床することは可能ですか?
現場調査及び役所調査など調べないと、なんとも言いにくいですが、先ずは、現在の建物の耐震性で耐震強度を確保する必要があります。それには二つの方法があり、建築基準法による方法、耐震改修促進法による方法があります。増床する部分については構造的に切り離せば、設計の方は既存建築物が構造上、防火上など建築基準法及び関係法令に問題無ければ、なんとかなると思います。
(有)ツルサキ設計より


矢印
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2017年 9月24日
いつき 様

はじめまして
フォレスト建築研究所の小椋(オグラ)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

築150年以上前の古民家の、中の間取り取り(キッチンや風呂場を含む)をずべて一新するスケルトンリフォ-ムのご相談・・・・とのご相談ですが、
岡山で100年近い古民家再生やほかにもフルリフォ-ムした経験から、お答えします。
ご実家である古民家を何らかの形で継承したい・・・とのお気持は大変大切かと思います。ご自身も含め、ご両親、ご家族の思い出と家の歴史がたくさん詰まっていますね・・・。
古民家には、不便さもありますが、新しく建て替えした住宅では得られない、年月が積み重ねてきたかけがえのない、時間と記憶が折り重なった独特のものがあります。

スケルトンリフォ-ムにあたり
・古民家の良さを生かしながら、現代的な生活との折り合いをどう付けるか・・・
(古民家の良さのどう生かすか、どんな生活をしたいか・・・)
・シロアリや木材の腐食など、基礎を含めた建物本体の構造的な問題はないか・・・
・既存を含めた給排水設備や電気配線等の移設・新設への対応はどうするか・・・
・ご希望の広さと必要な部屋数などをどう調整するか・・・
・工事の依頼先は・・・
・かけられるご予算はどのくらいまで可能か・・・
(現状の建物の状態、ご希望の変更内容により金額に大きな開きが出ることが予測されます)
考えればきりがありませんが、古民家リフォ-ムで初めに大切なことのひとつは、
現状建物の調査を十分行ない、調査結果への対処法とその予算計画を検討しておくが重要です。
特に一見して見えないところのシロアリ被害や土台等の腐食などはないか。
(関西では、イエシロアリによる被害が見えにくい、柱や梁などの上部にまで及ぶことがあり、骨組みをそのまま使えないことがある)
地震などに対する基礎や壁が有効に設置できるか、屋根であれば、茅葺き屋根の上に板金屋根としている場合、屋根を葺く下地として現状のものが使えるかなどなど・・・。
 具体的な現状建物の事前調査により、工事内容や工事費の目安、工期などの不確定要素を少なくしておくことで、工事費の追加変更が少なくなります。
基本的には、古民家の設計・監理の経験のある人に、良きアドバイザ-であり、良き設計者となってもらい、事前相談から、工事の進捗に合わせ、工務店(柔軟に対応できる経験と技術のある所)に適確な指示が出せるに方に相談してみるのが良いと思います。

当事務所では、建物の設計とともに、住み始めてからの”生活をデザインする”こと、”“家族の幸福な時間と空間をデザインすること”を基本に建物と住環境を一体的にザインすることを心がけています。
 住まう方のご要望をじっくりお聞きし、コンセプトを明確にしながら、また、長きに渡り快適で愛着のわく、「ひとを幸福にする住まいづくり」を理念に設計を行っています。
「古民家再生」の事例紹介は一部ですが、当事務所のホ-ムペ-ジをご覧いただければご覧いただけます。なにかあれば、お気軽にご相談いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

小椋 祥司(オグラ ショウシ)
フォレスト建築研究所
(工学院大学建築学部非常勤講師)
TEL 042(808)9785
FAX 042(553)7905
携帯 080(4812)8584
https://dql06367.wixsite.com/forest
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2017年 9月26日
京都のラウムアソシエイツの宗本です。
千葉で、200年前の200m2の農家をフルリフォームして、交際結婚した娘さんとの2世帯住宅にしました。ホームページを見ていただきますと参考になるかと思います。
重要なことは、当時の建物は基礎が石場建てと言って、独立の玉石で出来ていると思います。これは大体不等沈下を起こしていて、基礎の補強から多分やる必要があります。千葉の事例では、最大10cm以上沈んでいました。つぎに建物は当時の太い材料で出来ていますが、屋根が重く地震時の揺れに対して変形が大きく、それを小さくする補強を床下と屋根裏で行って、地震時に壁が壊れないようにする必要があります。室内のリフォームはほぼ自由にお声なうことが出来ると思います。
増築は簡単にできますが、伝統的な構造と現在の構造は、区分して切り離しておかなければ、地震時に必ず壊れます。
内部は、古材の良さを十分に引き出して、素晴らしい住宅になるでしょう。
費用は程度によりますが、床暖房や外壁まで完全にやれば、2500万円ぐらはかかるかもしれません。あと100年は使えるでしょう。
宗本順三
株式会社ラウムアソシエイツ一級建築士事務所
〒 602-0854
京都市上京区荒神口通河原町東入亀屋町122-2
ヨルダン社ビル3F
E-mail; mun*****.bbexcite.jp,*****odn.ne.jp,
munemoto*****.odn.ne.jp,
munemoto.junz*****oto-u.ac.jp
URL;http://www1.odn.ne.jp/raum
tel 075-254-8188 fax 075-254-8189
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