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三階建二世帯住宅の耐震等級、制振について。

大阪府泉州地域にて実家を建て替える、在来木造三階建て二世帯住宅をHM(ローコストではありません)で契約し設計中です。

皆様にご教授願いたいのは、耐震等級についてと、制振構造についての考え方をご経験からどうなされているのかです。

泉州地域ですが、海から離れているので、津波については心配していません。
共有部は玄関のみ、1階の建坪は22坪ほどで、延べ床で52坪ほどになります。
形としては、土地が道路接地面が広い三角の変形地のため、台形のような形です。ビルトインや、開口部が広い窓などは一階にはありません。
長期優良住宅を取得する予定のため、耐震等級は2以上にする予定です。
現在の設計で構造計算をすると耐震等級は2になるとのこと。
耐震等級3にするためには、どのような間取りの制約がでるのかを計算してもらっているところです。

私も良い家を建てたいと思い、在来木造三階建の耐震等級と安全について、ネットですが少し調べました。すぐに出てくるものは、耐震実験では耐震等級2が倒壊した。という結果で、私は家を作るなら絶対に耐震等級3!と思っていたのですが、今は耐震等級をあげて剛性を高めることに不安感が高まっています。
耐震等級を3にするということは柔軟性を失わせることなります。と担当設計士も言っていたのですが、どうすることが良いとは明言しませんでした。
依頼するHMの中では今まで建築した三階建はすべて耐震等級2にしているそうです。

また二階建てるなら制振機能もつけたいと思っていました。
三階建を建てることになり、担当営業からは、三階建には必要ありません。と言われ設計に入れていません。
地盤が大切で、耐震等級がすべてではないということは理解しているつもりです。
地盤についてはまだ不明ですが、改良費用は盛り込んでいます。

少ない情報だとは思いますが、他のプロの皆さんの意見がお聞きしたく、質問させていただきました。
三階建の耐震等級について、制振について、皆さんはどう考え、設計、建築されていますか??
よろしくお願いいたします。





専門家の回答

2件

2015年 7月20日
初めまして、愛知県の津島市で木造住宅の設計をやっています吉村紳と申します。当事務所では意匠設計と構造設計の両方をやっており、木造の構造計算も専門にやっております。まず木造3階建てなので構造計算(許容応力度計算)をする以上ある程度しっかりした安全性の確認は出来てくると思います。耐震等級2から3へということですが、多少の間取りの制限・耐力壁の追加などは出てきますが、耐震等級2を3に上げること自体は条件にもよりますが可能な場合が多いです。また、耐震等級3に上げると柔軟性が失われるというのは全くの論外でとても専門家の意見とは思えません。制振装置も3階建てには必要ないとのご意見でしたが、その逆で3階建てにこそ取り付けた方が良いと思います。免震まではコストがかかりすぎてしまうので費用的に難しい場合が多いと思いますが、免震装置は必要な個所にバランスよく取り付ければ効果も出ます。あくまで耐震性を基本としてそれを補う上で制振装置をつけてあげると地震時に建物にかかった力をうまく吸収してくれる効果が期待できます。具体的なお話や図面を見ていないので詳しいことはわかりませんが、私の意見としてはそのように思います。
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ユーザーの返答

2015年07月27日

らんまるのプロフィール写真

回答ありがとうございます。
頂いたご意見を参考に、
営業、設計士と納得がいくように話を進めて行きたいと思います。

2015年 7月20日
どういうわけか、この年になるまで木造3階建てを設計する機会に巡り会わなかったので、回答する資格がないと思いますが、一言だけ申し上げます。あまり数字にこだわるのは、どうかなと思います。家というのは、バランスが一番大事です。バランスの悪い家でも、強引に造れば数字をあげることができます。でも、地震で被害を受けるのは、たいていバランスの悪い家です。私は京都に住んでいますが、京都市内には多くの古い町家があります。それはひとつ石という束石の上に柱が載っているだけの構造ですが、これが一種の免震構造で、市内には何百年と建っている町家がたくさんあります。町家というプロトタイプは先人が作り上げた絶妙なバランスで建っているからこそ、長く建っているのでしょう。というわけで、大事なのはバランスです。
それと大事なのは、やはり地盤です。阪神大震災の後、ボランティアで診断に行きましたが、この通りは全滅で、次の通りは被害なし、というような状況を目にしました。それほど地盤による影響は大きいということです。等級をあげて構造を固めても、地盤の状態が悪ければ、固まったまま転んでしまうでしょう。
最大の問題は、HMの担当者がそのようなことを意識できる人かどうかということだと思います。でも担当者って営業なんですよね?何とも言えませんねぇ。
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ユーザーの返答

2015年07月27日

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回答ありがとうございます。
頂いたご意見を参考に、
営業、設計士と納得がいくように話を進めて行きたいと思います。

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