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アパートを賃貸併用とするため居宅の床面積確保の方法

中古のアパートを賃貸併用として住宅ローンで購入したいと考えています。
2F部分を賃貸、1F部分を居宅にする計画です。
ただし、1Fの玄関扉部分が建物内部に凹んでいるため、2Fよりも床面積が0.85㎡小さくなっており、住宅ローンを使うためには1F居宅部分の床面積の増床が必要になります。
素人ながらいくつか案を考えてみたのですが、実現可能性やコストが分からないためアドバイスいただけると助かります。

■改修案
①玄関扉を外壁面まで移動する
 課題:コストがかかる(業者見積100万)うえに実使用には何の効果もない
    (住宅ローンを使うためだけのムダな工事)

②居宅内にロフト(1.4m以上)を作る
 課題:1Fの天井高が2.3mしかないので不可能?

③敷地内に倉庫を設置して付属建築物として登記する
 課題:銀行が居宅面積として認めてくれるか不明
 課題:法的適合が不明(建築面積に余裕はあるが使える?)
 メリット:床面積として使うか否かによらず倉庫は設置するので実質コストはゼロ

■物件概要
・埼玉県川口市
・軽量鉄骨 2階建て
・平成2年築
・準防火地域 準工業 60/200
・敷地面積 175.87㎡
・建物面積 178.73㎡(1F 88.94㎡、2F 89.79㎡)
・2F賃貸部分は全室賃貸中
  • アパートを賃貸併用とするため居宅の床面積確保の方法

専門家の回答

3件

2020年 7月18日
その建物の確認申請副本に記載されている床面積を確認して、問題となっている少ない床面積だった場合、金融機関との関係で書かれている1か2の増築が必要になるのだと考えますが3は金融機関さんはNOとなると思います。
どの形でも増築するのには現在は建築法規制が厳しくなってて、このアパート建築の場合は少しの増築・改築でも確認申請手続きが必要となりますが、その手続きの為にはそのアパート建築の完了検査済証が必要となりますが、無い場合は検査済証に準ずる手続きを先にしなくてはなりません。(手続きをしたからと言って、検査済証に準ずる認定が受けられるとは限りません)
確認申請副本に記載されてる床面積が大きいと良いのですが、先ずは確認してみて下さい。
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ユーザーの返答

2020年07月18日

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売主が検査済証も副本も紛失してしまったようですので、役所への確認を進めてみます。
アドバイスありがとうございました。

2020年 7月18日
簡単です。2階に住むことにすれば良いです。
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ユーザーの返答

2020年07月18日

takeのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
1Fは現オーナーの居宅がありリフォームが最小限で済むのですが、2Fは賃貸用の間取りになっているので居宅にするためにコストがかかったり、入居者の転居に時間とコストがかかったりで、1Fを居宅にする予定にしておりました。
ただ、仰るとおりで1Fを居宅にする場合のコストの比較で2Fを居宅にしたほうがいい場合もあるので、前提付けずに検討したいと思います。

2020年 7月21日
はじめまして、埼玉の設計事務所アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。銀行は確認検査済証がないと融資が通らない事が多いですし、簡単に増築も出来ません。検査済証は合格していれば紛失していても問題ありません。建設年度や申請者氏名が解れば市役所で簡単に調べられます。先ずはそこからですね。その後は、いずれにしても増築の確認申請が必要になりますので、現在の法律に適応させる為の工事は必要になると思いますのでその工事費は計上して下さい。また、改修案1の玄関ドアを前に出す工事は、玄関ドアを再利用すれば100万円も掛からない筈です。
アーキネットデザインLLC
http://www005.upp.so-net.ne.jp/ArchiNet/
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ユーザーの返答

2020年07月21日

takeのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
本日役所に行き書類の請求をしたところ、建築台帳記載事項証明書のみ取得できました。
検査済証番号が「台帳に記載なし」になっていたので、完了検査は受けていないようです。
増築の建築確認の前にまずは現状の適法性確認から必要になるようですので、これを踏まえて検討したいと思います。
玄関扉の移動については相見積取って金額精査してみます。
ありがとうございました。

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