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中古戸建てリノベーション平屋耐震補強

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中古物件のブロック基礎について

現在購入検討中の築42年、36.6坪の平屋があります。

綺麗に使用されていたようで床などはきれいなのですが、基礎の立ち上がり部分がブロックです。

途中でリフォームをしたらしいのですが、元住人は高齢で亡くなっており、現所有者はその方の姪のため、構造などの書類は残っていません。いつリフォームをどのようにしたのかも不明です。

気になっているのは、ブロック基礎は現在では使われていないと思われるのですが、耐震的には大丈夫なのでしょうか?

・ブロックの中にコンクリートを流して固めているようです。

・長方形の家の半分くらいのところで床の高さが上がっています。丁度そのあたりより前部分は2段のブロック、床が上がってるあたりからは3段のブロック

・どのタイミングでしたのかは分かりませんが、ブロック下の部分は後からコンクリートで固めた様な感じです。


ブロック基礎は耐震的に大丈夫なのか、大丈夫な場合壁の位置を移動させることは可能なのか、また屋根裏の写真も添付しておりますので、ご意見頂ければ幸いです

初心者のため、分かりにくい文章で申し訳ございません。宜しくお願いいたします。
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専門家の回答

6件

2021年 6月17日
あまりいい状態でないと思います。
ご購入されるのでしたら基礎部分からしっかりリフォームされた方が良いと思います。
矢印
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ユーザーの返答

2021年06月17日

まいこのプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。
予算の関係もありますが、しっかり基礎部分も見極めて購入したいと思います。

星マーク
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2021年 6月17日
まいこさん、おはようございます。
写真拝見しました。

ブロック基礎は、耐震的には弱いです。
 通常時(常時といいます)の荷重は問題ないのですが、地震時の横からの荷重(水平力)には崩れる可能性があります。
 写真では2段積してありますので、なおさらかと。

 壁の位置の移動は、この件とは関係なく、床下の土台・大引きの位置や、天井裏の梁の位置を確認し、なければ補強(新規に設置)することが可能であれば問題ないかと?
 その他、法的な問題はクリアーしないとですが(採光、換気、火報、火気使用他)
矢印
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ユーザーの返答

2021年06月17日

まいこのプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。
万が一の時にも備えれるようにするのが一番ですね。確認と補強の事、法的なこともしっかり見据えて購入したいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2021年 6月17日
42年前にしては、構造のスタイルが古風ですね。基礎のブロックはこの当時でもあまり採用しない工法ですが、平家なので阪神大震災にも耐えたのでしょう。山側にあるか海側にあるかでも、地盤の状態が違ってきますので、耐震的な強度も違ってきます。

小屋組みにゴロンボという丸太を使うのは、この当時では珍しいと思います。屋根の下地にも、合板を使わず羽目板を使用していますし、床板もどうやら合板ではなさそうです。いわゆる在来の、昔ながらの工法で建てられているようです。小屋組みの構成を見ますと、耐震的な構造からは程遠いので、屋根が重い瓦葺であれば、平家でもちょっと心配なところではあります。

かといって、地震が起こったらこの家がすぐに倒れるということではありません。写真を見る限り、工事そのものは丁寧に施工されているように見えますので、物件としての程度は良いのではと思います。購入を検討されたいのであれば、一度専門家に見てもらって、総合的に判断してもらったほうが良いと思います。

矢印
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ユーザーの返答

2021年06月17日

まいこのプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。

姫路の為、もしかしたら阪神淡路大震災の時は平屋なこともあり、軽症で済んだのかもしれません。

目に見える室内の畳や柱壁等もすごく立派なものが綺麗に残っているので、一度しっかり診断してもらおうかと思います。

星マーク
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2021年 6月17日
この時代に建てられたものでは多く建てられた工法です。
屋根裏の梁なんかは大きなものが使われているのが
見受けられます。
基礎部分は当時は建物を載せるだけの考えで
作られています。現在のように基礎にしっかり緊結する、
という考えはなかったようです。
これから住むことを考えるならば、基礎を含め全体を
耐震化することをお考えになったほうがいいと思います。

築70年の建物をリフォームした経験もありますので
詳しくは当社ホームページをご覧ください。
http://www.icen.com
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建築をトータルで考える。人に優しく。自然に優しく
●アイ・シー企画株式会社
●〒562-0023       
●大阪府箕面市粟生間谷西4丁目2-37-504
●TEL 072-739-8031
●FAX 072-739-8051
●URL http://www.icen.com/
●E-mail*****com
●長谷川 浩一
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ユーザーの返答

2021年06月17日

まいこのプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。

あれだけ大きな建物を乗せるだけと言うのも、びっくりしてしまいますね。梁もものすごく立派なものが使われていました。

全体を耐震化...なかなかご予算通りには行かなさそうですが検討してみます。

星マーク
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2021年 6月17日
こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。

写真を拝見しました。内装は綺麗との事ですが、基礎が心配ですね。
耐震補強工事をされた方が良いように感じました。
ただ、やみくもに補強工事をすると費用がかかってしまうので、まずは耐震診断をされて、必要な所を絞ったほうが良いかと思います。

私たちは京都で活動しており、同じような住宅の耐震補強の実績もあります。
お近くですので、お手伝いできることも多々あるかと思います。
お気軽にご相談くださいね。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
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ユーザーの返答

2021年06月17日

まいこのプロフィール写真

回答頂きありがとうございます。

闇雲にするのではなく、必要な部分を絞るとのこと、すごく参考になりました。
耐震診断をまずしてみようかとおもいます。

星マーク
相談者が役に立った
2021年 6月17日
はじめまして。
写真で見る限りは42年前の床下とは思えないほどきれいな床下に感じます。
平屋なのでブロック基礎でも十分なのかもしれません。

基礎は、建物と地盤の強度でどのような基礎にするのか決まります。
なので、地盤の確認も重要です。

外壁や基礎に構造クラックが多い場合や、床の水平が悪いと地盤が沈下している可能性がありますので注意が必要と思います。その場合は補強が必要です。

周辺の建物の外壁のクラックや、昔の土地(沼地や水田など)強度の弱い土地だったかなど調べると地盤の強度の参考になると思います。

壁の移動は筋交いがある場合があります。設計士や工務店さんに相談して決めるほうが良いと思います。

よろしければ、参考にしてください。
矢印
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ユーザーの返答

2021年06月17日

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回答頂きありがとうございます。

素人目からみても思っていた以上に綺麗であり、クラックなどもなかったので、大丈夫なのでは?と思ってしまいました。

ご指摘頂き調べたところ、土地としては姫路の城下町のような所で、1900年代の地図を見ても商店が並ぶような場所でしたので、沼池や水田ではなさそうです。
凄く参考になりました。

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