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家づくり相談

店舗併用住宅における用途変更の中長期的な計画について

S造4階建、土地93m2、床面積295m2、1984年築です。
1階は店舗、2階は貸事務所、3・4階は住宅となっています。
所有は全て父で、1階で店舗を営んでいて3・4階に居住しています。
2階の貸事務所は空室となっており、今後も貸し出す予定はありません。
また1、2、3•4階で区分建物になっています。
1年以内に2階を住居に改修して私が住みたいと考えていますが、
父も高齢でいずれ店舗も引退するでしょうし、
建物も築40年が経とうとしていることから、全体的な改修が必要と考えているため、
2階の改修は手戻りがないように最小限にしたほうがよいのかと考えています。
また、相続時に小規模宅地特例の該当を念頭に区分建物の解消も考えていきたいです。
また、長期的には上層階は賃貸として貸出し、自分たちは他所に居住したいと思っています。
そういった相談を行うにはどういった方に相談すればよいでしょうか?

専門家の回答

2件

2023年 5月 1日
相続や登記に絡むのは司法書士となり、住宅改修は私達建築家になります。採算計算等は、複雑な場合税理士に相談することもあります。複数の問題を扱う場合はチームを組んでおこないますね。
相続はよくやるので、建築家単独でもできない事は無いですが、理想としては、まずはそのチームを組めるネットワークを持つ司法書士なり、建築家にご相談すれば一番良いと思います。
矢印
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矢印
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2023年 5月 2日
初めまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。建物の事は税理士さんには分かりませんので、まずは建築士が建物の維持と建て替えの計画を立てる事が肝要です。それを踏まえて相続や家族住み方を考える際に税理さんに相談すると良いと思います。私もその様にして相続し、さらに次の相続を見据えて建物を管理しています。簡単なアドバイスとしては、建物の寿命は60年が目処です。それに向けて、外壁等は15年周期に、給排水等は40年を周期に修繕や更新(造り変え)するのが基本です。ちょうど今設備の更新時期を迎えます。それをどのように更新するか、さらにどのタイミングで建物自体を建て替えるか、が重要なポイントになります。木造とは違い、解体にも大きな費用を要しますので少なくとも30年先を見据えてきちんと資金計画を立てることが肝要です。マンションでは長期修繕計画(30年周期)と言ってどこでも計画しています。お困りの際にはご相談ください。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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