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防火地域の実家建てなおしです

大阪市内で防火地域 商業地域で建ぺい率80% 容積率400% の土地で解体後立て直しでハウスメーカ-回り勉強始めました。土地柄 鉄骨か鉄筋コンクリートか木造耐火(2社のみ可能)で現実的には鉄骨の躯体になりそうですが同じ鉄骨造でもメーカーにより①布基礎かベタ基礎:土地が河川隣で浸水リスクより完全密閉ベタ基礎を勧めるところもあり②へーベルのように木をほとんど使用しないので防蟻処理は必要ないというところから木の部分のみ薬剤塗布など③基礎断熱と床断熱④屋根断熱と天井断熱⑤耐震ダンパー等の耐震対策と鉄骨だから耐震対策必要なしなどなど躯体のみでも各メーカーで主張が異なり混乱してます。この正解を知らないと始まらないのでご教示いただきたいです。

専門家の回答

4件

2023年 5月30日
記載されている情報が少なくアドバイスしにくいように感じます。基本的に絶対的な正解はなく、与条件により、総合的にこの方針が良いという風に物事は決まっていくものと思うので、メーカーに他社の主張と違う理由を確認されてはいかがでしょうか。
理解できるように説明してもらえないのでしたら、それも選考の基準になってくるように思います。
矢印
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2023年 5月31日
一般の方が家を建てようとすると、やはり現物を見て話したいわけですから、どうしてもハウスメーカー廻りになってしまいますねぇ。あなたがお尋ねの正解というのはありません。ケースバイケースです。メーカーごとに言うことが違いますから、大変混乱されると思います。ですからメーカー以外に相談できる建築家も探されたほうが良いのではと思います。そうすると総合的な視点を持つことが出来ます。

メーカーを廻って不信感が大きくなり、最終的に私共のような設計事務所に相談に来られた方が今までに多くいらっしゃいます。

下に添付したのは、草津の浸水地域に建てたAC壁式外断熱工法の住宅です。
https://www.tect-s.co.jp/top2/works/House/kusatsu/photo01.html
矢印
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矢印
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2023年 5月31日
ハウスメーカーでは自分のところのパターンでしか説明できません。
このサイトは建築士に相談するところですので、
ハウスメーカーもいいですが、家づくりの相談パートナーとして
お近くの建築事務所にお尋ねください。的確な意見を
出してもらえるはずです。もしよろしければ
当社のもお気軽にご相談ください。
アイ・シ-企画株式会社
長谷川
矢印
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矢印
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2023年 5月31日
こんにちは。
石橋優介建築設計事務所の石橋と申します。
大阪の天王寺の設計事務所です。

前記の方々通り、結論付けにくいですが、経験上の私見を述べてみます。
ご参考までに!

①べた基礎だから浸水リスクが高いわけではありません。それは関係ありません。
べた基礎でも、パッキンと土台、基礎立ち上がりに隙間はありますので浸水します。
施工時に
・基礎に止水板(塩ビ)
・マウンドアップ(高基礎)
・ピット(基礎と土間CONの間の空間)に排水設備(揚水ポンプなど)
があれば、浸水の対策にはなりますが
べた基礎だから、布基礎だからで浸水対策にはなりません。相関しません。
基礎は、基本的には地盤調査の結果で構造設計者と意匠設計者が検討します。
HMであれば、図面として決まっています。(社内規定などで)

②防蟻処理は、木造以外でも必要です。
木造(木材)以外でも意外にシロアリは喰います。モルタルなど
防蟻措置は設計事務所であれば、普通は特記仕様書などに記載しています。

③基礎断熱と床断熱
その建設地が底冷えするかは、近隣に住んでいる方にヒアリングすればわかりますが
基本的には基礎断熱は行うほうが良いです。
直近で京都の長岡京市で住宅を設計しましたが、冬がものすごく寒く、基礎断熱に途中で設計変更しました。
コストが・・との話になりますが、
基礎断熱をしても30万~高くて40万材工でUPする程度です(程度と言ったら語弊がありますが、その分どこかの仕様を落として調整すればいい話です)
基礎の立上や隅部、土間にスタイロか発泡ウレタンを葺くだけで冬期の床冷えが大分違います。
床断熱は皆さん行っているので割愛します。

④どちらかというと屋根断熱が良いです。
天井断熱は、断熱材を置いているだけの施工で隙間が多いです。敷き詰めていませんから。小屋裏換気は軒先(イーブスベンツなど)で行えば、夏期の熱だまりは解消できます。
ただいずれの場合も、気密性が高い施工をする必要があります。

⑤鉄骨だから耐震対策なしは間違いです。
鉄骨造でも建築基準法で定める基準の1.5倍(官庁や学校レベル)にするには、構造設計が必要です。
各ハウスメーカーは独自開発で、等級3がとれる制振材をつくっていますよね。が、結局は、建築基準法で定める1.5倍なのでどれも同じです。
謳い文句は違えど、結論は同じです。それがプランやコストに負担になっているかどうかが私たち設計事務所と違います。
ハウスメーカーは等級を取得するため、自社の工場などで耐震実験をして、認定を取り
社内規定で1.5を取るためにはプランでここに配置して、合計○○個いると規定で決めています。(恐らくどこも同じようなものです)






矢印
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矢印
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